■20221112(土曜日:晴れ)

愛媛県今治城です。城のある街は、品格があります。

■今朝は、ゆっくりと休みました。と言いたいところなのですが、私の場合、どうもそうではないようです。昨夜は、キンドルで読書をしながら、眠りについたのが23時頃。目覚ましを5時半に合わせわしたが、目が覚めたのは4時半。さらに1時間寝ましたが、睡眠が深くなったところで、いわば無理やり起き出すので、身体がシャキッとしません。4時半に起き出して走ったほうが、身体のためには周期が良いかも知れません。

■良質な批評サイトは沢山あるのでしょうが、私が愛読している一つが、「SAMEJIMA TIMES」です。元朝日新聞記者だった鮫島 浩さんが立ち上げた、政治評論サイトです。長年政治を取材してきた経験を生かして、現状分析を惜しみなく披露してくれています。今回は、

河野太郎が強要する「マイナ保険証」利用規約は国民に自己責任を求め、国家が一方的にルール変更できる!デジタル庁はどんな損失が発生しても一切の責任を取らない

マイナ保険証の強行で、医療機関は大混乱になるはずです。拳を振り上げた河野太郎大臣は、いまさら下ろすわけにはいきません。しかし、この一連の騒動は、政敵である河野大臣を貶めるための罠だった、と鮫島さんは分析しています。

マイナ保険証は天下の愚策だ、と立憲民主党の枝野さんが切り捨てているところがミソだ、とも指摘しています。党内基盤の弱い岸田総理が狙っているのは、公明党、立憲民主党、そして維新と組んで財務省の狙う消費税増税だ、というのです。

なんとも、ひどい話です。物価高に苦しむ庶民の痛みなど、一顧だにしないその政治姿勢は、政治家ではなくて、官僚の傀儡に過ぎません。いまやまともな野党は消滅し、権力と官僚側に取り入ることしか頭にない政党ばかりになっています。

このままでは、消費税が上がっても還付金で潤う、輸出で稼ぐ一部の大企業以外は、消費の減退によって衰退するばかりです。人口が減り続け、稼ぐ力が衰える日本は、本当に衰弱国家に成り果てます。

それを選択しているのは、有権者なのです。選挙の結果が全てなのです。