20171015(日曜日:雨)
■今朝は天気予報通り雨の朝でした。5時に目覚ましを鳴らしたものの、やはり雨か、と再び眠りにつきました。今週は何と言っても、木曜日にベトナムへ旅立つために無理は禁物です。無理をして風邪でもひいたら目も当てられません。致し方ありません。
雨の日曜日というのも久しぶりのような気がします。のんびりと過ごす日曜日が、めったに無いせいかもしれません。天気が良ければ何やかやと予定を入れますから、のんびりと午前中を過ごすことは本当に稀です。
そんな時に思うのは、じっくりと新聞を読む良い機会だ、ということです。さっと目を通すことはしても、じっくりと新聞に目を通すことは普段は、なかなかできません。日曜日は特に書評欄が楽しみです。
第四面には、
IS、ラッカ撤退開始 シリア 部族有力者が証言
と題して記事が掲載されています。シリアの内戦が終結に向かっていることを伝えています。日本のマスコミが奇妙なのは、こうしたシリアでの情勢を巡る報道が、あまりにもアメリカよりに偏っているために、実態が正確に伝えられていないように思える点です。ロシアの役割がほとんど報じられていません。
日本のマスコミ全てが、国際社会におけるロシアの役割、重みというものを伝えることを、どうも控えているように思えるのです。アメリカに忖度している、というと考えすぎでしょうか。今やロシアや中国抜きには国際問題は解決できなくなっているのに、日本での報道を見ていると、アメリカの一存で全てが解決できそうな幻想に陥ります。トランプ大統領が言いたいのは、アメリカ一国で世界の問題を解決することはもうできない、という一点です。そんなことをしようとすると、アメリカ国民に負担ばかりを強いて、国民の幸せには繋がらない、と言っているのです。
従って安倍総理は北朝鮮問題にしてもアメリカとの連携のみを強調するのです。それだけでは問題が解決できないことは国際社会では常識なのに、日本のみが目くらましに甘んじているのです。未だに国際情勢に関しては鎖国の中で生きているのではないか、とすら思えるほどです。
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