20171019(木曜日:雨)
■今朝は雨。昨日は久しぶりに青空を見ることができましたが、それも一日で逆戻り。今日の予報では12月並みの寒さのようです。今朝も一応念のために5時に起きてみたのですが雨が降っているのを確認して、再度眠りにつきました。
今日はいよいよベトナム枯葉剤支援の旅に出かける日。昨年も同じ時期に出かけましたが、この一年間本当にあっという間でした。昨年はロータリークラブの会長年度でしたので、木曜日の例会で会長挨拶をしてから羽田空港へ向かうことも考えたのですが、それでは飛行機に遅れる可能性が大きいので、宮島副会長に代理をお願いしました。
いつものように快く宮島さんに引き受けていただき、本当に感謝したものです。今日の欠席の分は、すでに補填を済ませましたので、堂々と出かけることができます。
予定で行けば今夜遅くにハノイ・ノイバイ国際空港に到着し、そのままバクザン省のホテルへ向かい投宿できるはずです。昨年は初めての施設、バクザン省職業訓練センターを訪問し活動を行いました。施設長のKhong Thi Thuy さんが迎えてくださいました。聡明で美しい私と同年配の女性医師です。息子さんが枯葉剤の被害者であり、施設と家庭で苦労を重ねておられました。
施設での眼科検診に、今年は最新鋭の Spot Vision Screener という機器を持参し、施設の子どもたちの視機能検査を行う予定です。また被害者家庭訪問では、Khong Thi Thuy さんから遠方の家も訪問してほしい、という希望が昨年出されました。今年は、どんな家庭を訪問することになるか、不安と期待が入り混じっています。
■さて帰ってくる頃には日本の総選挙の結果も出ているはずです。これからの日本を占う大きな選挙です。野党の分裂で与党の圧勝という予想が出ています。おそらく歴史の大きな分水嶺となるでしょう。戦後日本が大きく変わる転換点です。
いずれ矛盾が臨界点に達してアメリカの様に二大政党を離れた指導者が出現する可能性が大です。その時には没落した中間層が、あの時選挙に行って投票しておけば良かった、と後悔しているかもしれません。本当に驚くのは、多くの人は先のことを考えていない、ということです。いや考える余裕がない、という生活を送られている人も多いことは事実でしょう。
しかし余裕がありながら、考えていない人がいかに多いことか。目先のことで頭が一杯なのです。もちろんマスコミの影響が大きいことが確かです。本当に視野が狭い。それには驚くばかりです。組織の中で陶酔してしまっている。オウム真理教でも、そうだったのでしょう。傍から見れば、なんでそんなことが分からないのだろうと思うのですが、組織の中にいると外が見えない。とんでもない行動を平気で取ってしまう。
考えてみれば私達も他者を笑うことはできないかもしれません。結局は自分の視野の中で、ああでもないこうでもないと考えているだけかもしれないからです。
■とにかく無事に返ってくることが最優先です。
「「 20171019 Day 1 」」
■今日は仕事を終えて、すぐに車に駆け込み原駅に向かいました。Kumiちゃんに送ってもらいました。そして東海道線、東海道新幹線、そして京浜急行電鉄で羽田空港国際線ターミナル駅に到着しました。
14時少し前に出発 L カウンター前に着きましたが、皆さんはバスが渋滞に巻き込まれ、まだ到着していませんでした。10分ほど待ってみなさんと合流発券のために列に加わりました。
発券もスムーズに終わり、チェックも無事に終えて、143番搭乗口へ向かいました。小腹がすいていたので、途中みんなでうどんを食べました。
16時45分定刻通りに羽田空港を離陸しました。順調に飛行し約5時間後の21時45分、現地時間19時45分にハノイ・ノイバイ国際空港に着陸しました。
やはり5時間の旅は長く感じました。無事に到着し入国手続も順調に終わり、出口で待っていましたが、タインさん親子はなかなか現れません。大釜さんが電話をかけると、10分ほどで一年ぶりの再会となりました。
バスに乗り込みバクザン省のホテルに一直線です。年々道路事情が改善していますので、かかる時間も短縮されています。今回は2時間はかかりませんでした。まずはホテルにチェエク・イン。荷物を確認して明日からの活動に備えました。
それから明日からの活動が成功裏に終わることを祈って一杯やりました。
■沼津では寒さに震えながら出発したのですが、こちらでは半袖一枚でも十分です。ホテルでは冷房をかけて眠りました。
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