2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

月: 2020年9月 Page 1 of 3

道半ば

■20200930(水曜日:晴れ) Midway

我が家の庭の柿の木です。葉が色づき始め実りの秋が近づいています。

■今日で2020年9月も終わりです。残すところ3ヶ月のみとなりました。今年は新型コロナウイルスに翻弄された一年になりそうです。年明けには東京オリンピックが開催されるということで、まさにバラ色の一年になるはずでしたが、蓋を開けてみるとまさに地獄のような一年になりました。

新聞一面の書き出しは、「地価回復 急ブレーキ」です。多くの観光客が訪れ消費が喚起され、1964年の再来になるはずでした。世の中本当に何が起こるかわかりません。政界ではありませんが、まさに一寸先は闇なのです。

■今朝の東京新聞「論壇時評」では、中島岳志東京工業大学教授が「安倍内閣の総括」について書かれています。副題は「アベノミクス 憲法改正」、「道半ば」の幻想が本質。

安倍内閣は7年8ヶ月にもわたる長期政権だったのですが、 その長期政権の秘訣に迫った分析です。安倍政権は「トリクルダウン」つまり富裕層がより豊かになることで、低所得の貧困層にも富が滴り落ちる、利益が再配分されるという経済理論を訴えていました。いくら時間が経っても結局のところ雫は落ちてくることなく、実質賃金はむしろ低下し、預貯金ゼロ世帯や非正規雇用の数は増え、格差は拡大しました。

憲法改正も折に触れ主張されてきましたが全く達成されませんでした。 中島先生によれば、まさにこれが安倍長期政権の秘訣であったと指摘しているのです。

安倍政権の本質は、「実現しないことによって支持を獲得する」というカラクリだと言うのです。それは選挙のたびに安倍首相が訴えた言葉が「道半ば」であったことに象徴されています。

多くの庶民は選挙のたびに期待してきたのです。「あの利益がもう少ししたら、自分の所にもやって来るかもしれない」「もう少し支持を続けていれば、自分も恩恵にあずかれるかもしれない」。そんな思いが安倍内閣に一票を投じる動機付けになったのではないか、と主張されているのです。

安倍首相がかつて漏らしたとされる本音は、「一番大切なのは、やっているという振りなのだ」だそうですが、これもまた安倍長期政権の実態を的確に表現しています。

もちろんこれは安倍総理が個人的に考え出したものではなくて、側近に知恵者がいたのでしょう。有権者あるいは一般庶民の心理というものを、とてもよく把握している戦術だと思います。

菅政権は安倍政権を継承すると訴えています。デジタル庁を創設し5年後にはデジタル社会を作り上げると約束しています。穿った見方をすれば、菅政権は結局のところ、何十年も前から唱えられている社会のデジタル化を達成することなく、道半ばのまま 5 年間の長期政権を目指しているのかもしれません。何しろ忠実な安倍政権の継承内閣ですから。またしても悪夢の 5 年間になりそうです。

Midway

Today is the end of September 2020. There are only 3 months left. This year is likely to be a year at the mercy of the new coronavirus. With the Tokyo Olympics being held, it was supposed to be a rosy year at the beginning of the year, but when the year began, it became a hellish year.

The first page of the newspaper this morning is “Land price recovery sudden braking”. It was supposed to be back in 1964, with many tourists visiting and stimulating consumption. I don’t know what really happens in the world. It’s not in politics, but it’s just one step ahead of darkness.

■ In this morning’s Tokyo Shimbun “Commentary”, Takeshi Nakajima, a professor at Tokyo Institute of Technology, wrote about “Summary of the Abe Cabinet”. The subtitles are “Abenomics Constitutional Amendment” and the illusion of “midway”.

The Abe Cabinet was a long-term government for 7 years and 8 months. This is an analysis that approaches the secret of the long-term administration. The Abe administration has advocated the economic theory of “trickle-down,” that is, the richer the rich, the dripping of wealth and the reallocation of profits to the low-income poor. No matter how much time passed, the drops did not fall after all, real wages rather declined, the number of households with zero deposits and savings and the number of non-regular employment increased, and the gap widened.

Constitutional amendments have been argued from time to time, but have never been achieved. According to Professor Nakajima, this was exactly the secret of the Abe long-term administration.

He says that the essence of the Abe administration is “getting support by not realizing it.” It is symbolized by the fact that the word that Prime Minister Abe appealed at each election was “midway.”

Many people have come to expect it at every election. “If that profit is a little more, it may come to me.” “If I continue to support it a little more, I may also benefit.” It is argued that such thoughts may have motivated the Abe Cabinet to cast a vote.

The true intention that Prime Minister Abe once leaked is that “the most important thing is to pretend that he is doing it,” but this also accurately expresses the reality of Abe’s long-term administration.

Of course, this was not something that Prime Minister Abe personally came up with, and he probably had a wise man on his side. I think it’s a tactic that has a very good grasp of the psychology of voters or the general public.

The Suga administration is claiming to succeed the Abe administration. The administration has created the Digital Agency and promises to create a digital society five years from now. From the point of view, the Suga administration is, after all, aiming for a five-year long-term administration in the middle of the road without achieving the digitization of society that has been advocated for decades. It may be. After all, it is a faithful succession cabinet of the Abe administration. It’s going to be another five years of nightmares.

敷居が高い

■20200929(火曜日:曇) a “high threshold” state

北海道の見渡す限りの牧草地でしょうか?

■今朝は走りました。6.07 km を積み重ね、これで今月は11回のランで75.63 kmとなり、残り1日で月100 km 走達成まで24.36 km を残しています。目標達成は絶望的です。でも無理をしても意味がありません。来月は達成できるように、計画を練る予定です。

今朝も5時に目覚ましを合わせて目が覚めたのですが、すぐに起きだす元気が出ませんでした。なんとか準備を済ませて走り始めたのは5時半近くでした。とにかくゆっくりで良いから少しずつ走り進めました。

今日は初めてフリースを着て外に出ました。 T シャツ一枚では寒いのではないかと心配したのです。走り始めてしばらくすると、やはり汗をかき始め、ちょうど折り返し地点のところでフリースを脱ぎました。真冬に走る時にはフリースは絶対に必要となります。

■さて先日の東京新聞「筆洗」欄に興味深い記事が書かれていました。「国語に関する世論調査」です。

「敷居が高い」について、本来の「相手に不義理をしてしまって家に行きにくい」ではなく「高級すぎて入りにくい」と受け止めていた人が約6割だというのです。

筆者はこう書かれています。

無理もないか。今の住宅構造上「敷居」がわからない若者もいるだろうし、義理を欠いたために出入りしにくくなるという「出来事」ももはや日常的ではない。

生活の変化とともに本来の意味が失われるケースや誤用は、いつの時代にもあるが出来れば知っていてほしいし、うまく伝えられなかった大人の責任もあるだろう、とも書かれています。そして最後にこう結んでいます。

新聞のコラムの年寄りが若者に教えて差し上げる。

映画の寅さんがあるでしょう。啖呵を切って家を飛び出した寅さんが帰ってくるのだが、家の前でモジモジしている。あれが「敷居が高い」状態。

え、寅さんをご存知ないって?

いつの時代にも異なる世代間での対話は難しいものです。

a “high threshold” state

■I ran this morning. I’ve piled up 6.07 km, which is 75.63 km in 11 runs this month, leaving 24.36 km to reach 100 km a month in the remaining day. Achieving the goal is hopeless. But there is no point in overdoing it. I plan to make a plan so that I can achieve it next month.

I woke up at 5 o’clock this morning, but I didn’t feel like getting up right away. It was around 5:30 when I managed to get ready and start running. Anyway, it’s okay to be slow, so I ran little by little.

I wore a fleece for the first time today and went out. I was worried that a single T-shirt would be cold. Shortly after I started running, I started sweating and took off my fleece just at the turning point. A fleece is a must when running in the middle of winter.

■ By the way, an interesting article was written in the “Hissen” section of the Tokyo Shimbun the other day. “Public opinion poll on national language”.

About 60% of the respondents thought that “the threshold is high” was “too high-class and difficult to enter” rather than the original “difficult to go home because of unreasonableness to the other party”.

The author wrote:

“Isn’t it unreasonable? Some young people may not understand the” threshold “due to the current housing structure, and the” events “that make it difficult to get in and out due to lack of in-law are no longer commonplace. “

It is also written that there are cases and misuses that lose their original meaning as their lives change, but I would like them to know if possible, and it is also the responsibility of adults who have not been able to convey it well. And finally, it is tied like this.

“The old man in the newspaper column teaches the young man.

There will be Tora-san from the movie. Tora-san, who ran out of the house after cutting off the sword, is returning, but he is moody in front of the house. That is a “high threshold” state.

Eh, don’t you know Tora-san? “

Dialogue between different generations is difficult at any given time.

初冠雪

■20200928(月曜日:晴れ)

今朝の富士山です。初冠雪でしょうか? 昨夜の雨で真っ白になりました。

■昨夜は19時過ぎから雨が降り始めました。18時頃、韮山から帰ってきて、その足で二人で日帰り温泉に行きました。その時は雨は降っていませんでした。黒い雲が見え始めたので、念の為に傘を持っていきましたが大正解でした。

施設を出てみると、結構雨脚が強いのに驚きましたが、傘がありましたので助かりました。そして今朝起きてみると、富士山の頭が真っ白なのです。初冠雪でした。「富士山が初冠雪 昨年より24日早く 甲府地方気象台」と報じられています。さっそく三階に上がって写真を撮りました。やはり富士山には雪が似合います。

■さて今月100キロ走を達成するためには、あと30キロを積み重ねる必要があります。今朝は起き出すことができませんでした。疲れたのでしょう。明日は何としても起き出して走る必要がありますが、達成はかなり困難になってきました。

韮山

■20200927(日曜日:曇のち晴れ)

北海道のお米です。背丈が低く倒れにくく改良されています。

■昨日は仕事を終えて午後から仲間と一緒に長岡へ向かいました。大村さんが迎えに来てくれて途中で久松さんも拾い目的地まで行きました。

長岡の宿では三人で一杯飲みながら楽しく歓談した後、歩いて2分ほどのところにあるお寿司屋さんで夕食をとりました。明日は植松さんも加わって4人で韮山カントリークラブでゴルフをする予定です。天候がいささか心配ですが大村さんは晴れ男ですので多分大丈夫でしょう。

こうして四人で出かけてゴルフをするのは本当に久しぶりです。大村さんの会社の保養施設が稲取にあった頃、何度もお邪魔してゴルフを共にしましたが、 遠くて利用しにくいということで長岡の施設に変更されました。ぜひ利用してほしいという大村さんのご好意で、大の仲良し4人組が集まるのです。

テレビを見ることもなく前夜祭では大村さんの様々な人生経験を、みんなで楽しく聞くことができました。明日の好天を期待して前夜祭を終えました。

寿司屋での前夜祭の様子です。楽しいひと時でした。

■今朝は6時半に起きて3人で軽く朝風呂を浴びゴルフ場に向かいました。ゴルフ場で朝食としてモーニングを取った後、少し練習しスタートしました。

とにかく大混雑でした。駐車場も満杯に近く、あとから駆けつけてくれた植松さんも車を停めるのに一苦労だったようです。

今日は三つあるコースの中、中(なか)コースそして西コースを回る予定です。前半は曇り空で今にもパラパラ一雨来そうな感じでしたが、なんとか持ちこたえてくれました。後半では青空が広がり、とても気持ちの良い時間を過ごすことができました。あるホールでは伊豆半島の先端までが綺麗に見えました。

韮山カントリークラブでプレーするのは10年ぶりになりますでしょうか、距離はあまりないもののフェアウェイが狭く、ショットが曲がり始めるとスコアをまとめるのはとても難しくなります。幸い今日は距離は出ないものの、あまりぶれることがありませんでしたので、前半45後半43合計88回と私としては上出来なプレイをすることができました。

ミドルホールでバーディーを取ることもでき、3パットが一度もなかったことが良いスコアの一番の原因でした。アドレスを少し工夫したのが良かったようです。次回が楽しみです。四人で会話を楽しみながらプレーをするのは本当にリラックスできる時間でした。

大村さんを中心に、大の仲良し4人組です。

今日より明日

■20200926(土曜日:雨)

北海道の稲作です。背丈の低い特産の品種です。

■今朝も走りました。これで三日連続の早朝ランニングです。今朝はいつものコースを少し長く走り6.63 km を積み重ねました。今月は10回のランで69.56 km を走り、月100キロ走までは残り4日で30.43 km となりました。

明日の朝は走ることができませんので、結局来週の平日3日間で30 km 超を走らなければなりません。なかなか厳しい目標です。

今朝は4時半に目覚ましを合わせて起き出しました。玄関を出てみると雨が降っています。ぱらついている程度でしたので、そのまま軽く準備運動をして走り始めました。

しかし走っている間、雨足は衰えるどころか、むしろ強まってきました。5時前にはまだ真っ暗ですので、ヘッドランプを点けて久しぶりに走りました。あちらこちらに水たまりもできていますし、街灯だけでは危なそうでしたので、用心のために帽子に取り付けて走りました。

帰ってきてからシャワーを浴び体組計で計測すると、体重は55.90 kg、 体脂肪率は12.10%、 BMI は20.5と出ました。

とにもかくにも継続することが一番大事ですし、自分なりの目標を設定して、それを達成していくことが一番大切です。

そうすれば明日には今日より成長していますし、より良い日になるに違いありません 。そう信じて毎日を送る以外に、充実した人生を送ることはできないはずです。 

漢方薬

■20200925(金曜日:曇のち雨)

玉ねぎが所狭しと並んでいます。富良野の畑です。

■今朝も走りました。天気予報では午前中はなんとか曇り空で持ちこたえ午後から雨が降り始めるようです。朝のテレビニュースでは、東京ではもうすでに雨が降っていました。日中の最高気温がようやく30度を下回る日が続きそうです。

今朝は5時に目覚ましを合わせて起き出し歩くだけでも良いという気持ちでスタートしました。結局いつものコースを6.08 km 走り、これで今月は9回のランで62.93 km を積み重ね、月100 km 走まで残り5日で37.07 km となりました。

8月に67歳の誕生日を迎えてから、心なしか急に気力が衰えてきたように思います。 走りだそうという気持ちが、なかなか起きないのです。

そうなるとなんとか自分を宥めながら、あるいはだましだましと言っても良いでしょうか、とにかく走り始めないことにはどうにもなりません。以前よりもそこへ至るまでが、ずっと難儀になってしまいました。

計算してみると明日7 km を走ったとしても30 km が残り、日曜日は走れませんので月、火、水曜日と毎日10 km を走らないと目標に到達できません。これはかなりの難事業です。とりあえず明日7 km 以上走って残りを30 km にしておくことが絶対の条件です。

■さて5月から漢方専門医・上馬場先生の指示に従って二種類の漢方薬を内服しています。私の体質あるいは症状を勘案して、処方してくれたのです。

熟睡感が得られない。ふくらはぎを中心に冷える。夜トイレに行くことが多い。体のあちこちが痛くなる。自律神経失調のためか体温調節機能が不安定になる。

などなど高齢者の症状としては決して珍しいものではないのですが、本人にしてみればそれなりに辛いのです。そこで八味地黄丸と柴胡加竜骨牡蛎湯を飲み始めたのです。

漢方薬ですからすぐに著効が現れるというわけではありません。3ヶ月飲んでみて感じたことは、本当に効果があるのかなという疑問でした。

ところがしばらく内服を止めてみると、気づいたのです。二つの漢方薬が私の体の体質を改善していたのだということを。ということで、ここ一週間はきちんと朝晩飲み続けています。

韓国ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」を見ていると、昔の医療従事者の苦労がよく分かります。 私を診察して二つの漢方薬を処方するまでには、何千年という時間が必要だったことを考えると、しっかりと飲み続けることが大事なのでしょう。

松本清張

■20200924(木曜日:晴れ)

富良野の農家が玉ねぎを収穫していました。

■今朝は本当に久しぶりに走りました。先週の木曜日以来ですので、ちょうど一週間ぶりということです。

天候の関係もありましたが、何より走る気力がありませんでした。起きだして走るという、 これまで何度も繰り返してきたことが急に大きな重荷に感じるようになってきました。

エプソンのランニングウォッチで記録を取り始めてから、今日のランニングで1046回目になります。今日はいつものコースを6.09 km 走り、これで今月は8回のランで56.85 km を積み重ね、月100 km 走までは残り6日で43.15 km となりました。

あと6日残っていますので計算上は目標達成ができないわけではありません。しかし今週の週末は仲間で泊まりがけのゴルフが予定されています。つまり日曜日は走ることができないのです。

まとめて長い距離を走るのは休日が良いのですが、ここのところ休日がすべて予定が入ってしまっています。結局早朝しか走る機会がないのですが、天候や体調の関係で以前のように帳尻を合わせることが難しくなってきました。

■さて先週から松本清張の短編集を Kindle で読み始めています。傑作短編集5「張り込み」は読み終えました。今2冊目を読んでいるところです。松本清張の作品は「点と線」などいくつか読んではいるのですが、改めていくつかの作品を読み直しています。

松本清張は決してエリートではありません。下積みの生活が長かったと言っても過言ではありません。九州で朝日新聞に勤めましたが、司馬遼太郎とは異なり、縁の下の力持ち的な仕事を長年続けられました。

私が読んだ範囲内では、登場人物たちは決して英雄や豪傑、そしてエリートが主人公として出てくるわけではありません。本当に市井の人々が繰り広げる人間模様を描いています。

つまりは自分だって、いつその事件に巻き込まれたり、あるいは自分自身が事件を引き起こしてしまう可能性も充分にあるわけです。 そこが本当に恐ろしいところなのです。

誰にでも、そして明日にでも我が身に降りかかりそうな出来事が描かれているのです。事件に巻き込まれたり、あるいは引き起こした登場人物たちの心情が私にもよく分かります。特別な人々ではないのです。

金銭欲であったり名誉欲であったり、あるいは男女の愛憎の問題であったり、 作品の中で描かれている問題は、誰もが生きていく上で遭遇しないはずがないものばかりです。

これまで自分がそうしたことに巻き込まれなかったのは、ただ運が良かっただけなのです。克己心が強かったり道徳心が特別強かったわけではありません。ただ運が良かったのです。松本清張の作品を読むたびに、そう実感するのです。

日常

■20200923(水曜日:雨)

オホーツク海の様子です。

■また今日から日常が戻りました。先週の土曜日から旅行に出かけていましたが昨日戻ってきました。始まってしまえば連休もあっという間に終わってしまいます。

帰ってきて天気予報を見ると台風12号が静岡県を直撃するのではないかと警告していました。明日はロータリークラブの例会がいつもの場所とは異なり、米山記念館での開催となりますので、大荒れの中急いで出かけるのは危険と判断し欠席と連絡しました。昼食数の問題がありますのでドタキャンというわけにはいきません。

ただし夜になって天気予報がだいぶ変更されており台風は東よりのコースを取り、静岡県は直撃を免れそうです。どうやら大山鳴動して鼠一匹という結果になりそうです。被害が出ないのですから、それが何よりです。

■今月はまだ50 km ほどしか走っていませんので、月100 km 走の目標を達成するのは、かなり困難になってきました。今朝も4時半には目が覚めたのですが、窓を開けてみると雨が降っていました。これではダメだと再度眠りについたのですが、6時に起きてみると雨は止んでいました。

天気ばかりはどうにもなりません。明日の朝、雨が降っていないようでしたら少しでも積み重ねしていかないと、今年の1月から続いている月100 km 走の目標も達成が途絶えてしまいます。目標達成に向けて、可能な限り努力してみるつもりです。

帰沼

■20200922(火曜日:曇り時々晴れ)

今朝の新千歳空港です。多くの観光客で混雑していました。ただし外国人観光客は見ませんでした。

■楽しかった北海道の旅も今日で終わりです。クラブメッド・サホロはコロナウイルス禍での営業でしたので、利用する私たちも不便なのは致し方ありません。

例えば食堂では通常でしたら、バイキング形式で自由に盛り付けを行うことができるのですが、今回は一切出来ませんでした。係の方が注文を聞いてから一皿ずつ盛り付けるか、既に出来上がった皿を頼んでもらうしかなかったのです。

これでは時間がかかりますので混雑もしますし、かなり勝手が違いました。いつもよりも結果としてかなり量的には少ない量で食事を終えました。高齢者にはこちらの方が良かったのかもしれません。

■朝食は7時から開始ですので6時15分に目覚ましを合わせて起き出し、準備をしてからフロントにてキャリングバッグを預かってもらいました。

以前と異なりクラブメッドでは宿泊者に IC チップの付いた布製の腕輪を配布します。部屋の出入りや全ての会計がこの腕輪で済みますので、最後のチェックアウトの際も、することはただ IC チップを機器にかざすだけです。1秒で会計が終わりました。

部屋は夕張棟の7階にあり、食堂までも、そしてフロントまでも少し距離がありますので再度部屋に戻るのは時間が無駄になります。

7時前には食堂前に着きましたが列に並んで、しばらくして食堂に入ることができました。朝食ですから一番最初に目の前にあったカウンターから鮭の焼きもの、納豆、味噌汁、そしてご飯と、いつもの定番をもらいテーブルに付きました。20分ほどで食事を済ませて駐車場に向かいました。

7時半には車に乗り込み新千歳空港へ出発しました。サホロ・インターチェンジから道央自動車道に乗って 1時間ほど。カーナビに従って千歳東インターチェンジで降りましたが、レンタカーを返す前にガソリンを満タンに戻さなければなりません。いつもそうなのですがガソリンスタンドを探すのが一苦労なのです。

正解は千歳東ではなく千歳インターチェンジで降りて、レンタカーのお店に行く途中でガソリンスタンドに寄るのが無駄がなかったようです。スマホで調べて最寄りのガソリンスタンドに寄り、満タンにしてからレンタカーのお店に戻りました。

送迎用のバスに乗り込んだのが9時半頃でした。空港までは5分ほどです。 新千歳空港に到着し搭乗手続きを済ませ出発ロビーに到着したのは40分ほど前でした。 10時半出発の ANA便で富士山静岡空港に戻りました。ほぼ満席でした。

空港で車を停めておいた無料駐車場は 空港ビルからは少し離れていましたので、自分の車を見つけるには少し手間取りました。空港ビルから近い駐車場はほとんど有料に変わっており、最大24時間で500円です。

今回はたまたま無料駐車場が空いていましたので止めることができましたが、次回はかなり難しそうです。東名高速道路で我が家までは1時間15分ほどでした。我が家に到着し荷物を整理し終わったのが14時でした。

こうして900 km 近い3日間北海道ドライブの旅が終わりました。レンタカーとして借りていたトヨタのアクアは実に優秀です。これだけ走って満タンにしても消費したガソリンはたったの33リットル でした。1 L あたり30 km 近い走行燃費となります。いつもながら感心するばかりです。

いつも思うのですが北海道の道をドライブするのは本当に楽しい時間です。私たちがドライブするのは、市街地はほとんどありませんので、オロロンラインのように信号もほとんどない箇所が多いのです。周囲の景色を楽しみながら、時々道の駅に立ち寄り地元の名産品や素晴らしい景色を眺めてドライブを続けるのです。

普段運転することはほとんどない私は、本来あまりドライブは好きではないのですが、 北海道だけは別です。

■夜はふたりで日帰り温泉に入ってゆっくりと疲れを取りました。最近はこのコースが定番になってきました。歩いて5分ですので一杯飲んでも何も心配はありません。本当にリラックスできる楽しいひと時です。

食堂もありますので二人でいっぱいやって、量的には少ないのですが好きなものを食べて、そして家に帰ってきてゆっくり休むというのが定番メニューです。本当にありがたいことです。

旅行の間は道の駅での昼食がほとんどでしたが、夕食に備えて量的には少なめにしていました。結局のところ帰ってきても体重はほとんど変わっていませんでした。

次回の旅行の予定は11月の草津温泉です。また孫を抱っこできそうです。 

トマムへ

■20200921(月曜日:雨のち曇り)

道の駅「風W(ふわっと)とままえ」です。日本海に浮かぶ天売島・焼尻島も一望することができます。

■今日は宗谷岬からオホーツク海沿いに走り、途中で南に道を取り、十勝のサホロリゾート・トマムへ向かいます。途中日本で一番早い紅葉を見ることができる、と言われる十勝岳に寄る予定です。

7時から朝食をいただき、雨のぱらつくなか出発しました。しばらくはオホーツク海沿いに東へ向かいます。浜頓別町で内陸へ向かい、名寄を通って旭川、美瑛町をかすめて富良野に到着です。トマムに着く前に十勝岳に寄りました。紅葉を楽しむためです。

しかし残念ながら、紅葉には1-2週間早かったようです。十勝岳・白金温泉は標高 1,280 Mに位置した日帰り可能な温泉です。ちょうど軽井沢と同じ程の標高です。見晴らしだけ楽しんでトマムへ向かいました。

さてようやくクラブメッド・トマムに到着です。15時半前でした。年初には北海道でスキーをするのが、ここ数年の恒例です。Sunと二人で元気な間は出かけよう、と話しています。サホロスキー場です。JR北海道・石勝線(南千歳-新得)でサホロから新得駅まで約25分。新得駅から送迎バスで20分ほどでスキー場です。

クラブメッド・トマムはJR線・トマム駅から1キロとありますから、ずいぶんと近いのです。そんな場所でも雪がかなり降るのですから、スキーには絶好です。一方サホロスキー場は駅からかなり登りますから、電車で25分移動すると大きく地理条件が変わるようです。

さて到着して驚いたのは、4棟も立ち並ぶタワーマンションの如き星野リゾートのホテル群です。これには驚きました。何十階建てでしょうか。あれだけの部屋が埋まるのですから凄いものです。本当に驚きました。18時の夕食までには時間がありましたので、施設の周辺を散策しました。

スキーの季節に来たときには、スキーを履いてゲレンデに行くまでに、どの程度の距離があるのか、などのポイントをチェックです。スキーを履いても移動できる歩く歩道などもありました。

冬に来れば当然周辺の景色は一変します。サホロリゾートに以前夏立ち寄ったのですが、いつものようにスキーをするゲレンデを見慣れていると景色が全く違って見えます。ゲレンデの一部を歩いてみたのですが、本当にこれがあのスキーのゲレンデなのかと想像するのが難しいほどでした。冬になればこのトマムリゾートも一変するのでしょう。

小さな子供と一緒に来る家族であれば、クラブメッドはキッズクラブもありますので、 両親もほっとして一息抜ける時間を持てるはずです。しかしながら老夫婦である私たちにとってみると、夏のクラブメッドにはあまり有り難みが無いように感じました。

いろいろ二人で話し合いましたが、結論としては来年のスキーは例年同様サホロへ行こうということになりました。慣れ親しんだゲレンデで滑るという安心感が一番なのかもしれません。

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