■20210526(水曜日:晴れ)

今朝の紫陽花です。今日は夜から雨のようです。

■今朝は走りました。昨日は5時に家を出て、知人から頼まれていた講話を行いました。長い一日でした。今日は、いつもの通り4時半に目覚ましを合わせ、ビニールゴミを所定の位置に運んでから、準備運動後スタートしました。

体が重くて、決して調子は良くなかったのですが、とにかく最後まで走り切ろうと、少しずつ前に進みました。校庭での周回時間を35分に設定し、最後まで走りきることができました。

今日は7.86kmを走り、これで今月は通算6回のランで51.17kmを積み重ねました。エプソンのホームページに記録を入力すると、50キロ走達成おめでとうございます、と告げてくれています。

月100キロ走の目標達成までには、遥かに遠く及ばない状態です。今月は様々なことが重なりました。致し方ありません。無理をして、体を壊しても意味がありませんので、可能な限り積み重ねを続けるしかありません。

■さて、今朝の東京新聞6面文化欄では、論壇時評の中で、東京工業大学の中島岳志教授が「陰謀論とポピュリズム」と題して書かれています。【反エリートで高い親和性、科学的根拠の吟味を】と書かれいます。

中島先生の書かれるものはいつも、なるほどなと納得しながら読むことが多いのですが、今朝の内容については、少し首を傾げる点がありました。最初の部分の内容はこうです。

陰謀論に注目が集まっている、米国では、トランプ前大統領の敗北は選挙に不正があったからという陰謀論が一定の支持を集め、連邦議会議事堂への突入事件を引き起こした。

反証を受け入れないこの極右の陰謀論は「Qアノン」と呼ばれ、社会現象になっている。

と書かれています。もし私が、田中宇さんの国際ニュース解説を読んでいなかったとすれば、この中島先生の指摘は、なるほどと得心したに違いありません。

しかし、田中さんの記事を読んでいる人から見ると、中島先生の指摘は、逆にいささか一面的に過ぎるのではないかと感じるのです。

田中宇さんの書かれるものは、公平に広く情報を集め、冷静な判断力を持って書かれていますので、私はいつもその指摘を信頼しています。それは陰謀論とは対極にある内容なのです。

やはり物事というのは、どちらかの面に偏ってしまうと、正しい姿が見えてこないものだ、とつくづく思うのです。