■20220124(月曜日:曇)

2019年、二人で出掛けた北海道・旭岳の様子です。噴煙が上がっています。

■今朝は走りました。昨日の雨も、夜半過ぎには止んでいたようです。いつものように5時に目覚ましを合わせて起き出し、準備運動の後スタートしました。

昨夜は2度、目が覚めました。12時と午前1時です。ただ、その後午前5時までぐっすりと休むことができましたので、起き出すのは、とても楽でした。

雨上がりで湿度も高く、とても暖かく感じました。ただし走り始めてみると、体が重く感じられ、決して快調なペースで走ることができた訳ではありませんでした。

今朝は校庭に着いてから、22分にタイマーを合わせ、走り続けました。グラウンドも昨日の雨で湿っており、とても走りやすい状態です。走り始めは体も重く辛かったのですが、5キロを過ぎてからは、むしろ体も軽く感じられ、足取りも快調になりました。

結局、今日は41分42秒、6.70kmを走り、これで今月は9回のランで57.03kmを積み重ね、目標の88キロまでは残り7日で30.97kmとなりました。

残りの距離からは、ちょっと頑張れば目標を達成できそうですが、まあ無理は禁物です。体調と相談しながら、可能な限り積み上げていきたいと思っています。

■さて、今朝の東京新聞には富山市の路面電車について書かれています。「路面電車は市民のため・富山市 利便性向上 乗客増える 赤字だから廃止 再考を」と題されて書かれています。

富山市の路面電車が乗客数を伸ばしています。市が路線や運行本数を増やした結果、利用しやすくなったのが一因。大きな収益を見込みにくい地方都市では珍しい取り組みで、富山大学の中川大教授(交通工学)は「公共交通は市民のために必要なものだという意識が一貫している」と評価しています。

富山では冬の間、雪と戦わなければなりません。駐車場の雪かきが想像以上に大変なのです。私も30年以上前、富山大学に勤務していた頃、一晩で68センチ、雪が積もったことがありました。記録的豪雪です。

とにかく、朝起きて見て驚きました。車は雪の中に埋まってしまい、1センチも動かすことができないのです。雪かきをしないと仕事にいけません。

そんな状態ですから、路面電車は市民にとっては、本当に貴重な足なのです。何があっても、どれだけ雪が降っても、路面電車の除雪だけは優先的に行われていたように思います。

ただ、昨年富山へ出かけた時に、タクシーの運転手さんに聞いた話では、昨年の冬には2回ほど、路面電車が雪のために不通になったそうです。それだけ大雪だったのです。

記事には、こう書かれています。

1913年に開業した富山市の路面電車も70年代以降は、不採算区間の廃止が続いていた。そうした状況を一転させたのが、市が掲げた「公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり」政策。

「公共交通は道路や公園などと同じ都市インフラ」と位置付け2003年度から予算を充実させた。

富山駅から伸びる一部路線の乗客増加率は77パーセントで、全国の地方鉄道で最高となったそうです。市によると、高齢者の外出頻度が増えたとの調査結果もあります。

茨城県の「ひたちなか海浜鉄道」や福井県の「えちぜん鉄道」など、行政が積極的に関わる路線は乗客が増えている、と指摘しています。赤字だから廃止する、という考え方は改めるべきだ、と中川先生は話されています。

大阪で進められている政策とは、ある意味真逆の方向ですが、住民にとってどちらが住みやすい街なのかは、よく考える必要があります。

大阪では維新の会が身を切る改革と称して、行政サービスを削った結果、コロナウイルスによる死亡者数は全国一を記録しています。

誰のための、そして何のための改革なのか、住民は自分の頭でしっかり考えなければいけません。