■202201268(水曜日:曇)

2019年、二人で出掛けた北海道・旭岳の様子です。噴煙が上がっています。

■今朝は走るつもりで、目覚まし時計を合わしてあったのですが、夢見がとても悪くて起き出せませんでした。

詳しい内容はよく覚えていないのですが、仲間でどこかへ出かけたのですが、検査の結果、自分の心臓の血管に閉塞が見つかって、どこへも出かけられなくなった、という内容でした。つまり、運動ができなくなったということです。

なんだか意味のよくわからない夢なのですが、目覚めが悪く、とても起き出して走る気がしませんでした。こんな夢を見る原因が何なのか、私には分からないのですが、まあ少し休みなさい、というお告げなのかもしれないので、今朝は出かけるのをやめました。

ビニールゴミの日でしたので、所定の場所まで運び、新聞をとって戻りました。

今朝は走りませんでしたので、クルミパン一枚を三分の一ほどに切って、その上に納豆を乗せて食べました。納豆の中にはエゴマ油とおからパウダーを、いつものように入れています。青森県産の大きなリンゴを、Sunと二人で半分ずつ。そして私は、豆乳ヨーグルトにジャムを少し入れ食べました。

■さて、先日の東京新聞「こちら特報部」では、『コロナ薬「科学的根拠ないのに・・・」アビガン 自民にも異論』と題して書かれています。冒頭に、こうあります。

安倍晋三元首相の「一推し」で、新型コロナ治療薬として未承認なのに患者への投与が続いていたアビガン。自民党内からも異論の声が上がり始めた。

厚生労働省も、アビガンを処方してきた医療機関に対し、今さらながら実態調査に乗り出した。何が起きているのか。

アビガンは2020年4月、初めての緊急事態宣言発表の場で、安倍元首相が太鼓判を押した薬です。備蓄量を当初の3倍の200万人分に拡大すると宣言しましたが、その後科学的な有効性を証明できないとして、治療薬としては承認されませんでした。

ところが「観察研究」という名目で、希望する患者に投与が続いたのです。実際に投与された患者数は、15,000人以上になったようです。効果がなかったばかりでなく、副反応も疑われています。

投与を受けた観察研究患者では、入院時に酸素投与の必要がない軽症患者の1ヶ月後の状態について、死亡が3.9パーセントの374名。全国のコロナ入院患者平均の0.4%に比べて10倍近い高さでした。催奇形性も指摘されています。

医師で弁護士の古川俊治参議院議員(自民)は取材に対して、こう言い切っています。「アビガンは効果が確認されておらず、副反応もある。そんな薬を、科学的な根拠もないのに使ってきたのは、大変な問題だと思います」。

江戸川大学の隅本邦彦教授(社会学)は最後に、こう警告しています。

コロナ治療薬としては未承認なのに国が買い上げ、観察研究に参加すれば医療機関が堂々と投与できる。この仕組みがまかり通るのなら、製薬企業は苦労して製造承認を取る必要がなくなる。

医薬品の承認制度を厚労省自らないがしろにし、薬事行政の根幹を揺るがす前代未聞の事態だ。

重大な問題の何もかにもが、安倍元首相の発言から始まったとは思いませんが、安倍首相が震源地となって様々な問題が起こったことは事実です。

私の友人の医師も、以前ある会合で、アビガンをしきりに推奨していました。知識のない私は、そんなものかと思っていましたが、どうやら問題の根は、とても深く危険なものであったようです。

やはり、しっかりと自分の頭で考えていかないと、とんでもないことに自分自身が、巻き込まれてしまうのです。

健康に関する問題だけに、周りの空気だけに流されてはいけません。大切なのは、賛否両論にしっかりと、目を通した上で自身で結論を出すことです。