■20230306(月曜日:晴れ)
■昨日はあやちゃんとベンと楽しく1日を過ごしました。20時前には駅前のホテル到着し早々に休みました。今朝は6時15分に目覚ましを合わせて起き出し、7時15分発のバスに乗る予定でホテルを出ました。
ホテルのフロントで大学病院行きのバスはどこから出るのかと聞いたら、ホテルを出てすぐ前にあります、とのことでしたが、実はそこではなくて、通りが一つ向こう側でした。散々探して見つからなかったので、少し慌てたのですが、バスを待っていた高齢者に尋ねたところ、親切に教えてくれました。危うく間違えるところでした。
7時3分にバスは出発し、渋滞はほとんどなく、7時半過ぎには大学病院に到着。受付開始予定まで1時間近く待つことになってしまいました。16番総合受付の前で待っている間に、自身の人生をきちんと整理整頓しなければいけない、ということを強く感じました。身の回りの整理整頓が何よりも大切。子供たちが、そのことで争うようなことがあってはならないからです。
昨夜はあやちゃんと夕食をとりながら、ベンとの会話の合間に、向かい合いで率直に心から話し合うことができました。無理をしないで、休暇をもっと取った方が良い、とあやちゃんは話してくれました。オーストラリアに遊びに来ればいい、と勧めてもくれたのです。
■8時半になって病院での受付が始まったのだが、人間ドックはどこへ行っていいのかわからないので、忘れ物担当の窓口に聞いたところ、担当者が出てきて案内してくれました。このあたりは、改善の余地があります。
部屋に通され、担当から予定を説明されました。まずは超音波による腹部の検査、それが終わってから鼻からの内視鏡による胃の検査、そしてペットMRIを実施しました。
MRIが終わって部屋に戻ったのが12時20分。お腹が空きました。検査と検査の合間に時間が取られて、待ち時間がそれぞれ十分ほどあったのが、ちょっと残念でした。検査は外来の合間に入れてあるので、致し方ない面は、もちろんあるのですが、対価に見合うかどうか微妙です。
内視鏡の担当の先生はとても上手で、鼻から内視鏡を入れる時に少し痛かったのですが、それ以降はとてもスムーズで何の苦痛もありませんでした。
終わった後、その場で詳しく説明してくれて、胃粘膜に出血点がいくつかあるが、これは胃酸の分泌が盛んな証拠で、これによって、むしろピロリ菌がいないことを証明している所見だ、と説明を受けました。十二指腸と胃の境界部に白い膜のようなものがあり、これは胃酸が逆流気味だと起こる現象なのだが、症状なければ別段治療する必要はない、ということで、様子を見ましょう、ということでした。
■昼ごはんは、お任せ御膳。立派な料理でしたが、特段とてもおいしいというわけでもありませんでした。食事後に少しうたた寝をして、13時半から再び検査。心電図、呼吸器機能と脈派の検査。15時30分から、追加のトレーニングでヨガの教室に参加。
病院はどの階も患者さんで混雑。VIP待遇の特別人間ドックは、1日一名限定。14階の病棟には重症患者が収容されているのか、モニターを常時三名のスタッフがパソコンとにらめっこのような状態でした。
今日から気温も上がり、春本番の陽気になる予想。窓からは市内が一望できるのだが、風もなく穏やかな日和。
セキュリティーの問題からか、有線LANしか利用できず、前もってわかっていたので、WiFiへの変換器具を購入して持参。今はこうしてベッドに横になりながら、WiFiで入力。
ようやく、一目の検査が終了しました。病室では、テレビも掛けずに静かな時間の中で、これからの人生を、じっくりと考え直しました。