■20230328(火曜日:雨)

2年前の今日、駐車場横に植えた金柑の木です。栄養不足で残念ながら実はまだ付きません。

■今朝は、ゆっくりと休みました。それでも昨夜もお風呂に入る前に、エアロバイクを15分間漕ぎました。まずは15分で試してみて、足りなそうなら時間を増やす予定です。

今朝は冷えました。夜中暑くなり、掛け布団を一枚はぐったのですが、朝方もう一度、掛け直しました。

■さて、いま世の中はChatGPTで、てんやわんやです。人工知能が世界を、そして私達の日常生活を実際に変える、と大騒ぎです。

そんな時、以下の指摘はとても大切です。

[対ChatGPT戦略]マスク氏が独自にAIを開発する本当の理由

この解説によると、イーロン・マスク氏は、2015年にOpenAIを共同設立したわけですが、彼らの意図は、「人工知能の開発に早くから参加しつつ、完全にオープンソースで透明性のある、非営利な環境で開発を行うことでした。彼らは、この技術を公開し、政府や強力な企業のような秘密組織が、AIを独占することができないようにしたかったのです」と述べています。

ところが、2018年にイーロン・マスク氏はオープンAIの運営から離れることになりました。その原因は、オープンAIがビル・ゲイツ氏から10億ドルの小切手を受け取り、マイクロソフトのスーパーコンピューター技術Azureを活用して開発を更に進める、と発表したからなのです。

元々非営利的な目的から出発したのですが、この投資によって1,000億ドルという巨額の利益を、ビル・ゲイツ氏は得ることができる可能性が生まれたのです。まさに投資家としてのビル・ゲイツ氏の面目躍如です。

このビデオの中で指摘されている大事な点の一つは、ビル・ゲイツ氏はマイクロソフトのwindowsプラットフォームで、現代史の中で最も破壊的な独占を実現した、と述べている点です。私も、そう思うのです。

そんな歴史を見てきたイーロン・マスクとしては、AIに関して、そのような状況を繰り返さないようにしたかったのだ、と解説しています。マイクロソフト社がAIの基盤を独占してしまうことは、とても恐ろしいことなのです。

イーロン・マスク氏は別会社を新たに立ち上げ、オープンAIに対抗しようとしています。ぜひ新会社が成功して、独占が繰り返されないことを私は希望して止まないのです。