■20230630(金曜日:雨)

2015年に出掛けた松山です。「坊っちゃん列車」が道後温泉駅前に展示してあります。

■天気予報では、今日は大雨になりそうです。西からしだいに雨雲が近づいています。午前7時3分現在は曇り空なのですが、今日は大人しく室内にいるのが正解のようです。

毎日、毎日蒸し暑くてまいります。湿気さえ無ければ少々暑くても、日陰は涼やかですし、風さえ吹けば天国です。ハワイ気候でしょうか。

でも何事も、過ぎたるは及ばざるが如し、でして、乾燥し過ぎるのも困りものです。オリーブ油といえば、イタリア料理には必要不可欠で、ちょうど日本の醤油のようなものだそうですが、その大産地であるスペインが、猛暑と、逆に冬の間の雨量が多すぎて害虫が大発生し、生産量が激減しています。

値段が高騰して大問題になっている、という解説があります。ギリシャ、イタリア、スペインなどの国では、オリーブ油は無くてはならないものなのです。

■なかなか報道されずに、私達の耳に届かないニュースが多々あります。例えば、長周新聞の6月26日号の第2面には、ポーランドの様子が書かれています。6月4日に首都ワルシャワで、政府の独裁政治に反対する50万人規模の集会が行われた、というのです。

ウクライナに隣接するポーランドは、各国からの武器・装備品・支援物資の供与、ウクライナ軍への後方支援の役割を担っています。これまでの歴史もあり、難しい問題であることは当然ですが、今の政府が反露政策をテコに独裁を強めようとしている面もあるのでしょう。

他国からの脅威を煽って、自分たちの権力を強めようとするのは、どこの国も一緒です。国家権力の宿痾でしょう。国民はその点を肝に銘じておかないと、知らない間に、にっちもさっちも行かないところまで行ってしまいます。歴史を振り返れば、幾度となく繰り返されてきたことです。

最後は結局、国民が犠牲になって、権力者はうまく逃げ切るのです。いつの時代も同じ、時間と空間を超えています。だから国民は、他国の脅威を声高に唱え、国民を煽る政治家を目にしたら、そうした政治家こそ、国民の脅威そのものだと判断する必要があるのです。

社会的地位も経験も、そして見識もある立派な社会人が、他国の脅威を煽る政府の主張を、ほとんどオウム返しにするさまを見て、本当に恐怖を覚えます。戦争が永遠に無くならない理由が、ここにあるのです。

無知蒙昧な大衆が先導されて暴走する面もあります。しかし、そればかりでなく知識人と呼ばれる人々も、結構危ないのです。歴史に学ぶことが、本当に大切です。そして、残念ながら日本のテレビ・大手新聞社は、全く当てになりません。

真実は、報道内容のちょうど逆だと思って、大きく外れることはありません。NHKの報道を毎日見ていて、つくづくそう思います。それが現実なのです。