■20191228(土曜日:晴れ)

幼小児期を過ごした川口の団地です。

■今朝は走りました。今月に入って7回目のランで6.12kmを走り、通算48.07kmとなりました。残り3日で51.92kmの地点まで来ました。残念ながら、月100キロ走の目標は達成できませんでしたが、これも致し方ありません。

木曜日に体組計で測ったところ、体脂肪率が一桁になっていました。9.8パーセントです。もちろん一過性のものであって、継続しているわけではないのですが、今まで1度だけ9%を記録したことがありましたけれども、最近は普通に食事をしていて12%を超えることはなくなりました。

メタボを予防するという意味では、まことに喜ばしい限りなのですが、実は良いことばかりでもないのです。一つは寒さに対する耐性が落ちているような気がします。つまり寒さが身に堪えるのです。簡単に言えば脂肪が取れただけ、フリースを一枚脱いだような体の組成になってしまった訳です。

もう一つは、なんだか力が出ないのです。朝起きても走り出そうという元気が出ません。単に疲れているだけだろうと思っていたのが、じつは炭水化物を減らしすぎたためなのかもしれないのです。

以前あるロータリークラブの会合で、たまたま隣り合わせた、静岡のロータリーアンの方と話をする機会がありましたが、その方は徹底した炭水化物ダイエットを一時的にされたそうです。その時、結局どうなったかと聞いたところ、頭も体もフラフラして仕事にならなかったそうです。つまりは、ガス欠のような状態になったのでしょうか。

もちろん私はそこまで徹底してダイエットしてる訳ではありませんので、ご飯も食べますし、甘いものも食べてはいるのですが、節制を続けているとエネルギー不足になっていたのかもしれません。確かにアスリートでもないのに、普通の生活をしているにも関わらず、体脂肪率が一桁というのはいささか行き過ぎだと思うようになりました。

ということで、昨日からは、昼ごはんのお弁当で食べる白米を3分の一から2分の一に少し増やしました。まぁ、しばらく経過を見てみないとわかりませんが、記録をとり続けましょう。

■さて、昨日は注文してあった牧内昇平さんの「れいわ現象の正体」という本が届きました。あの山本太郎さんが立ち上げた、れいわ新選組が巻き起こした熱狂を、冷静に分析されています。

まだ半分しか読んでいないのですが、どのような人々が、山本太郎さんを応援していたのか、またなぜ応援していたのか。その実態を知ると、いかに日本が壊れてきているのかがよく分かります。

格差は開く一方でありながら、自己責任論が跋扈して、貧しい人々は貧しいのは努力が足りないからだと納得させられてしまう。その一方で、権力者と仲間だというだけで、いわばズルをしてますます豊かになっている人々の存在がある訳です。

格差を是認してしまうと、結局は誰にとっても生きづらい社会になり、暴力が蔓延し、誰にとっても住みにくい社会になってしまうのです。それに対して政治が応えてこなかった。

小泉内閣以来の政権は、そうした現状に対して解決策を示してこなかったのです。そこに登場したのが山本太郎さんだったというわけです。

れいわ新選組に献金した人々の中には、本当に身を削るようなお金を少額ながら献金し続けている方もいる訳です。こんなことは、かつてなかったと言ってよいでしょう。山本太郎さんによって初めて、そんな苦しい生活を続けている自分でも、生きてて良いのだという勇気を与えられた、と語る方が多いのです。

山本太郎さんを批判する方は、様々いますが、苦しむ人々にそれだけの勇気を与えた政治家が、今までどれだけいたでしょうか。大袈裟に言えば日本の歴史上、非常に稀なことに違いありません。今日中に読み終えるつもりです。