■20191227(金曜日:雨)

 
松江の小泉八雲記念館です。

■今朝は5時に目覚ましを鳴らして走るつもりでいたのですが、屋根を打つ雨音が聞こえてきました。窓を開けて手を出してみると、少しですが、雨が降っています。

正直今日は疲れのためか、走る元気が出ませんでした。雨これ幸いと、もう一度寝床に入り眠りにつこうとしましたが、すっかり目が覚めてしまいました。こういう時はいくら寝付こうとしても眠れないものです、思い切って起きだして、朝食の準備を始めました。

昨日の昼休みにロータリークラブの例会で、依頼されていた卓話も無事に終了し、これで残っていた肩の荷を全て下ろしたことになりました。これで本当に楽になると思っていましたが、今日はいささか拍子抜けというか力が抜けてしまったようです。

年賀状に例年のごとく一言直筆で添える作業がまだ残っていますので、とりあえずはそれに集中することにしましょう。2019年の反省と総括は、その後にゆっくりとしようと決めました。

■「300円も無理」と題するネットの記事に目が止まりました。山本太郎さんの立ち上げた、れいわ新選組に関連する記事なのですが、なぜ今まで、こうした人々に光が当たってこなかったのか、今になると、実に不思議でなりません。

子供の7人に1人が貧困、単身赴任の女性3人に1人が貧困という状況が突然、今年になって出現した訳では勿論ないのです。それにもかかわらず、山本太郎さんが取り上げるまでは、まるでこの世にそんな事実は存在しなかったかの如く、多くのマスコミが無視して来たのです。上記の記事を読むと、いかに事態が深刻なのかは容易に理解できるのですが、政治はこうした人達に救いの手を差し伸べては来なかったのです。

小泉政権以来、日本の政治の目的が、それ以前とすっかり変わってしまったように感じます。新自由主義という名のもとに、一部の国民のために多くの国民を切り捨てる政治が、大手を振ってまかり通っているのです。目くらましとしてのマスコミの役割が、とても大きかったように思います。

草の根の運動を通して、こうした現状を変えようという山本太郎さんの試みは、日本では誠に珍しい、真の意味での民主主義運動に他ならないのではないでしょうか。香港の民主化運動報道に多大の時間を費やしながら、れいわ新選組を無視し続けるNHKの欺瞞性が、日本のマスコミ現状の象徴です。私は心から、れいわ新選組に声援を送るものです。