■29210331(水曜日:晴れ)
■今日で3月も終わりです。1年の1/4が終わります。北陸地方では例年以上の豪雪に見舞われたようですが、今思い出してみると、あっという間に春がやってきたように思います。
毎年4月の第1週の週末が地元の祭りなのですが、昨年はコロナウイルス感染防止のために中止となりました。バイパス沿いに植えられた何百本ものソメイヨシノが満開を迎えるのが、ちょうどこの頃なのです。とは言ってもタイミングがぴったりと合うことは、なかなかありません。最近は桜の開花も年々早まっているのか、祭りの頃には葉桜になっていることが多いのです。
残念ながら今年もコロナウイルス感染を避けるために祭りは中止となりました。露天商の皆さんは本当に大変だと思います。仕事をする機会が奪われてしまうからです。
■今朝の東京新聞には、元総務相の片浜善博さんが、「権力におもねるな」と題して総務省幹部の接待問題を論じています。許認可の権限を握る役所と業者の癒着は世の常ですが、それにうかうか乗ってしまっては、組織は腐敗してしまいます。
当時の菅官房長官の長男が業者にいたことが、官僚の忖度を引き起こしたことは想像に難くない、とも書かれています。それでも片山さんは、総務省の人達には是は是、非は非の姿勢を貫くだけの矜持を持っていてほしかった、とも書かれています。
しかし、これには無理があると私には思えます。こうした矜持を保つために最低限、担保されなければならない条件として、政権交代が可能であり、ある程度の期間で現実に政権交代が行われているという歴史が必要です。
このことさえ担保されれば、たとえ一時期は冷や飯を食わされたとしても、正義は必ず勝つと信じ、自らの矜持を保つことは難しいながらも可能です。
しかし現状では、間抜けとしか言いようのない立憲民主党の幹部のみなさんのおかげで、将来確実に起こると言われている東南海地震の確率よりも、政権交代の可能性は低いのです。
そんな中では、国民のために働いているという誇りは、自らの生活を守るという意味では、邪魔になりこそすれ助けになることはありえません。全ては政権交代にかかっているのです。官僚の皆さんの矜持に期待するのは、あまりに過酷と言わざるを得ません。
野党の皆さんが本当に日本を良くしたいのならば、全てを捨て去っても政権を勝ち取る以外にないのです。
枝野代表では、政権交代は 99.99 %不可能なのです。それが日本の現実です。
忖度は永遠に続きそうなのです。これからも、暗い未来が待っています。
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