■20210320(土曜日:晴れ) 春分の日

今朝走った後で近所で見かけた菜の花です。来月には、沼川沿いで桜と菜の花の供宴を鑑賞できそうです。

■今朝は走りました。 今日は春分の日で休日です。つまりは仕事をしなくて良いので、時間制限がありません。5時半に目覚ましを合わせて起き出しました。いつものコースを走り小学校の校庭に着いてから、タイマーを30分に合わせて再スタートしました。

とにかくゆっくりでいいので長く走ろうと決めていました。いつもですと、家に帰ってシャワーを浴びて、食事をして一休みしてから仕事をしなければなりませんが、今日はその心配がありません。ということで気持ちの上でゆとりがあったおかげでしょうか、いつものようにあと何分、今何分走った、と自分を制御しながら走る必要が全くありませんでしたので、不思議なほどに気持ちよく走り続けることができました。

今朝は今月8回目のランで1時間19分15秒を走り、11.61 km を積み上げることができました。月100 km 走達成までは残り11日で30.44 km のところまで来ました。平均ペースはキロ6分49秒です。

我ながら本当に不思議なぐらいストレスを感じることなく走り続けることができました。

キロ7分で走り続ければフルマラソンも5時間を切ることができる計算です。もちろん私の力ではそんなことはできません。制限時間6時間ギリギリで完走するのが精一杯です。今の私の力ではハーフマラソンが目一杯でしょう。

今年は昨年に引き続いて千歳 JAL 国際マラソンも中止になりました。2年続けて千歳に行けないのは本当に残念です。走った後に近隣の温泉に行き、のんびりと時を過ごすのが何よりの楽しみだったのです。

以前はTakuと一緒に3人で出かけたものです。あと10年してMasatoも一緒にみんなで千歳に行けたら、これほど楽しいことはないでしょう。その時自分にハーフマラソンを走る力が残っているかどうか、かなり疑問なのですが。

■ 今この原稿を書いているのは、少し前のパソコンにCloudreadyという基本ソフトをインストールして、 Google ドキュメントの音声入力で書いています。

この基本ソフトは、GIGA スクール構想ですっかり有名になった Chromebook の 互換ソフトです。 Chrome OS はグーグルが開発している基本ソフトですが、利用できるのは Chromebook に限られていました。その互換ソフトを開発した会社があるのです。非力な中古パソコンにインストールして使ってみると、 Chromebook さながらにネット環境を楽しむことができます。

動画編集やゲームを楽しむのでなければ、ほとんどストレスを感じることなく作業をすることができます。今こうして文章を書いているのですが、先日 Zoom 会議のために新しいヘッドセットを購入したおかげで、音声入力もかなり精度が上がって、ほとんど修正の必要がないぐらいです。やはり性能の良いマイクを使うことが音声入力には必須だということが実感できました。

この基本ソフトでは残念ながら Google Play のアプリを利用することができませんので、かゆいところに手が届くというわけにはいかないのですが、これだけ作業ができれば私にとっては充分です。

この基本ソフトを開発した会社は Google に買収されました。いずれChrome OS は何らかの形で中古パソコンにも自由にインストールできるようになるのではないでしょうか。

パソコンによる作業のほとんどがネット上での作業になった現在では、必要最低限の機能に絞ったパソコンで作業を行うほうが無駄がありません。 Windows パソコンはもちろん便利なのですが、最も普及しているものには一番多くの危険性が潜んでいます。安全性の面からも Windows パソコンだけの環境というのは避けた方が賢明です。特にクレジットカードの番号を入力したりするのは、かなり危ないと言えそうです。そんなことを考えている人はあまりいないのが実情でしょうが、これからはとても大切なことのように思えるのです。

それにしても、この環境での音声入力変換の精度の高さは驚くほどです。句読点の入力が、いまいちだと思っていたのですが、今こうして音声入力で句読点を入力してみると、かなり正確に変換してくれることに驚いています。

句読点の入力は iPhone では可能であったことは知っていたのですが、 Android では無理だと思っていました。ある時ネットで Android でも句読点を入力できることを知って試してみたのですが、以前のマイクではあまり快適とは言えませんでした。

しかしこのマイクを使って入力してみると、ほとんど100%正確に句読点を入力することができます。これは本当に驚きです。文章を書くことが大の苦手という人が結構いるのですが 、この入力方法を使ってみると、その考えも改まるのではないかと思えるほどです。

このパソコンの向こう側では人工知能が必死に文章を変換しているのでしょうが、 IT 技術の進歩とは本当に恐ろしいほどです。ただそれを上手に活用することができれば、今までできなかったことができるようになるわけですから、それは大いに喜ぶべきことなのでしょう。