■20210322(月曜日:晴れ)

三津の松濤館での生花です。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日は終日大荒れの天候でした。雨が降りしきる中では、どこへ出かけるわけにもいかず家でのんびりと過ごしました。

家のパソコンにも新しい基本ソフト・ネットランナーを導入し、 うまく働いてくれるかどうか確認しました。先日導入した 基本ソフト・クラウドレディが時々固まってしまい使えなくなることが起こりました。色々調べてみると今使っている Linux バージョンであるネットランナーが 、とてもきびきびと動く無駄のないつくりになっていることがわかりました。試すのは初めてなのですが、今のところとてもきびきびと反応してくれるところは気に入っています。 Bluetooth にも対応していますので今使っているこのヘッドセットも音声入力変換に問題なく使えています。

時々キーボードが凍結してしまうのですが、原因は分かりません。

■今朝の東京新聞には、「公約実現 議員は19歳」と題して記事が書かれています。 書き出しの内容はこうです。

米国で昨年実施された州議会選では、特に若手女性候補の活躍が目立ち、全米50州の女性議員数は史上最多を記録した。

西部モンタナ州の下院では高校生で選挙活動を始めた10代の議員も誕生し、就任後初の議会で法案を提出、可決させるなど奮闘している。

アメリカでは選挙期間中に有権者宅の個別訪問が認められていますので、この19歳の議員も有権者宅を3度も訪問し主張を訴えたようです。日本で果たして戸別訪問が風土に合っているかどうかは難しい問題ですが、その度に候補者と有権者が意見を直接交換することができるのは間違いありません。

自分たちの国は自分たちで作るのだ、という強い思いがアメリカ人の中には流れていますので、大統領選挙ですら、まるで自治会の会合レベルの人数から、一つ一つ積み上げていくさまには本当に驚かされます。

■それぞれの国には、それぞれ異なる歴史と風土がありますから、どれが一番優れている、ということはないのですが、最近の低得票率を続ける日本の選挙を見ていると、何かを変えないといけないことは明白です。

やはり一番の問題は、選択肢がない、ということです。野党に政権を取るという気概がないので、まるで盛り上がらないのです。多くの重要な問題が山積しているにもかかわらずです。

野党は自民党を見習うべきです。何をしても政権を維持する、というその執念を学ぶのです。選挙に勝つためにはどうすべきか。全ては、そこからスタートしています。時のリーダーでは選挙に勝てないと判断すれば、首をすげ替えることも躊躇しません。

明らかに選挙に勝てないとわかっていても、一向にトップを変えようとしない野党とは、見事な対照を見せています。ネズミを取る猫が良い猫だ、という徹底した現実主義が政治の根幹です。政権を取らなければ、何を言っても、絵に書いた餅に過ぎません。