2022 年 02 月 11 日 北海道小樽市街と石狩湾です。

月: 2021年7月 Page 2 of 4

一直線

■20210721(水曜日 曇) ゲストハウス 夕茜舎(あかねやど)

途中、旭山動物園に寄りました。

■昨夜は網走郡大空町にある道の駅に併設された、「ホテルひがしもこと」に泊まりました。木材を多く使用した落ち着いた造りの宿泊施設です。今朝は朝食を7時30分に取り、目的地に向かい8時30分出発です。

最初に向かったのが、上川町にある「大雪 森のガーデン」です。南に旭岳を望む場所です。北海道は畑作の地です。目の前には枝豆でしょうか、一面に広がっています。旭岳の頂きには、まだ雪が残っているように見えました。

とにかく暑い一日で、日なたにいるのは辛いほど。庭を見て回るのも、長い時間はとても無理でした。レストランでコーヒーとスイーツを注文して、庭を見ながら時を過ごしました。

■さて続いては、旭川市立旭山動物園です。ペンギンショーで有名です。子どもたちが大好きで、3人で遊びに来たこともあるようです。私達は初めてでした。

とにかく暑い日で、外にいるのは危険を感じるほど。動物たちも、ぐったりしていました。チンパンジーも空調の効いた快適な部屋にいたのですが、横になったまま身動き一つしません。

ペンギンが頭上を飛ぶように泳ぐ、得難い写真を撮って満足しました。とにかく暑い日で、とちゅう富良野の交差点で掲示されていた気温計は、なんと35度を記録していました。

■続いては就実の丘です。ネットで見つけて行こうと決めていました。レンタカーでの旅でしたが、付属のカーナビはソフトが古いのか、表示が不正確で、到着時間もメチャクチャでした。Sunのスマホで確認しながらの旅でした。

美瑛の丘は有名です。しかし、この就実の丘も劣りません。幸い訪れていた車は一台のみ。途中パトカーがなぜが見回りに来ましたが、こちらは大した時間滞在したわけではなかったので、問題はありませんでした。

■さて、ようやく今日の宿へ向かって出発です。ゲストハウス 夕茜舎 (あかねやど)。北海道空知郡中富良野町ベベルイ、というのが住所です。17時前には到着しました。部屋に入って驚きました。空調が無いのです。西に窓がありますが、東側はドアになっていて、そのままでは風も通りません。はたしてこれで熟睡できるのか心配になりましたが、やってみるしか無いようです。ドアにサンダルを挟んで風通りを確保しました。ドアを挟んで部屋が並ぶ構造なので、ドアもあまり大きくは開けることができません。

夕茜舎というだけあって、夕焼けはきれいでした。周囲は麦畑とじゃがいも畑で囲まれています。

■明日の朝は、少し走ってみるつもりで休みました。そうそう、部屋には空調も、そしてテレビも無いのです。早めに寝るしかありません。空調無しでも、何とか寝ることができましたが、やはり熟睡とはいきませんでした。

それでも次から次へと車が駐車して、宿泊客も増え、結構な人気です。食事もほどほどの量で、充分でした。

ご主人は大阪出身の方で、宿泊客と気さくに会話を楽しんでいました。やはり大阪人です。

酪農適地

■20210720(火曜日 晴) ホテルひがしもこと

今日の旅のコースです。

■昨日宿泊した民宿には、私たちと二人のサイクリストが素泊まりしていただけのようです。ネットには「こんぶ風呂」が売りである、と書かれていました。期待していたのですが、ガックリでした。施設も手狭で雑然としていて、最初の夜に泊まった宿とは、だいぶ差がありました。

昆布風呂といってもエキスらしきものが袋に入れられているだけで、本物の昆布が湯船に浮いているわけではありません。

もともと気温が低いのでしょう。冷房装置は必要がなかったのですが、さすがに温暖化の影響でしょうか、客室には冷房専用の空調が備え付けてありました。暖房は、もちろん本格的な器具が置いてありました。

お風呂には、ちょっとがっかりですが、食事は大満足でした。

■さて今日は朝食後に、納沙布岬にまず行き、北方四島を見る予定です。もちろん天候しだいでした。大変残念でしたが、雲がかかり霧も出て、島は全く見えませんでした。一番近い島までは4キロ弱。本当にすぐ目の前です。

今となっては手遅れにも見えますが、プーチン大統領という強い指導者のいるうちに、日本は戦後の外交を静かに軌道修正して、北方四島問題に決着を付けなければなりません。残された時間はもうわずかです。

和人受難の碑なるものがありましたが、よく読むと非道な扱いに堪忍袋の尾が切れたアイヌ民族の人々が、和人を襲ったという内容でした。アメリカ西部劇さながらの出来事は、日本でも起きていたのです。私達が、それを知らないだけなのです。

■次に向かったのは、知床半島の羅臼です。根室湾に沿って走った後、44号線から243号線に乗り換えて、風蓮湖を右に見ながら北上しました。やがて244号線となり、再度根室湾沿いに羅臼に向かいました。

到着後、観光船に乗ろうかと思ったのですが、時間の関係で知床峠を通って網走に向かいました。峠では霧が濃くたちこめ、いっとき視界が殆どないほどになり、いささか慌てましたが、まもなく視界も戻りました。どちらにしても、知床半島を横断する際には、はるか遠くを見晴らすことはできませんでした。

途中で「道の駅 おだいとう」に立ち寄りました。羅臼産の海産物が、これでもかと販売されていました。買って帰るわけには行きません。眺めるしかありませんでした。

■根室半島沿いを走ってみて気づいたのは、酪農施設が新規に建設されていることです。牛舎などが新しいのです。気候が一番の要因ではないでしょうか。何しろ気温が高くなりません。10度近く低いのです。牛は暑さに弱いようで、ここ数日の猛暑で熱中症に陥った牛に、治療のために獣医さんが牛に点滴をしている様子をテレビ報道していました。

ここ数日は連日30度超えの気温で、札幌でも大変だったようです。マラソンを開催する頃には、いったいどうなっているのか、想像するだけでも選手が可哀想そうです。

ということで、酪農に適した土地は限られてきたようで、ドライブをしながら、巻き取られた牧草のビニール製の円盤が、あちらこちらに放置されていました。冬を乗り越えるためには膨大な量の牧草が必要なのでしょう。

根室地方は、日本の酪農中心地になっているようです。

■今日もようやく宿にたどり着きました。「ホテル ひがしもこと」です。道の駅に併設されたビジネスホテルです。チェックイン後に、近くにある日帰り温泉施設に向かいました。「大空町 ふれあいセンター フロックス」です。歩いて5分足らずでした。宿泊客優待券で一人300円です。立派な建物でした。地域の人々の憩いの場になっているようです。

これまでの宿の中では、食事は一番ありきたりでした。致し方ありません。ビジネスホテルの食堂という感じです。食券を購入して、いただきました。

■今日は根室から羅臼、そして網走と駆け抜けました。根室地方に入って、まず驚いたのは、ガソリンスタンドが急に乱立し始めたことでした。それまで殆どなかっただけに、とても不思議に感じたほどです。

以前家族で初めて北海道旅行をした際、ツアーの運転手さんが根室出身で、とにかく暑い、暑いを連発していたことを思い出していました。私達には、それほど暑いとは思えない気温だったのですが、ふるさと根室からすると暑いということが、実際に訪れてみて実感しました。

富良野や帯広に比較しても、10度近く低いことにびっくりしましたが、まずは晴天になることが少ないのかもしれません。いつも霧がかかり気温が上がりにくことはありそうです。

根室地方は酪農規模を拡大している、と新聞紙上で知って、今の時代に大丈夫なのかな、と心配したのですが、訪れてみて、その理由が少し分かった気がします。温暖化が進んだ今、北海道といえども適地は少なくなりつつあるのでしょう。

岬めぐり

■20210719(月曜日 晴) お宿エクハシ

霧多布岬へ向かう途中で、望外の収穫でした。愛冠岬です。

■今日は、文字通り岬めぐりの一日でした。これで北海道を、ほぼ横断したことになります。

今日の旅程です。岬めぐりでした。

■今朝は5時に起きて30キロを飛ばして朝食前に、まず三国峠に行きました。宿の女将のおすすめでした。まるでカナダに行ったようだ、と言う人が多いそうです。帰ってきてから宿のお風呂に入りました。板敷の湯船は、とてもゆったり出来ました。7時から朝食です。若い夫婦が連泊していましたが、奥さんは近くのオフィスで、リモートワークとのこと。時代ですね。

三国峠です。その素晴らしさは、やはり眼前にしてみないと写真だけでは理解しにくいですね。北海道へ行くと、いつも出くわす地平線まで続く一直線の道も、何度通っても感動します。

■さて今日は女将の勧めに従って、ナイタイ高原牧場へ行きます。東京ドームの数百倍の広さがあるとのこと。出発して30分程で到着。確かに見渡す限り牧場なのです。一番奥まで車で行くとお店があり、軽食をとる事が出来ました。

■さて今日の宿がある根室に向かいました。前回は釧路から霧多布岬までは足を伸ばしたのですか、それ以上は時間的に無理でした。今日は前回とは異なる道順を選び、二つの岬を回りました。霧多布岬と愛冠岬です。

厚岸町から厚岸大橋を渡り123号線を行きました。その際、偶然に愛冠岬に立ち寄ることが出来ました。愛冠岬に立ち寄る人は無く、二人だけでゆったりと素晴らしい景色を楽しむことが出来ました。

その後も123号線を、のんびりと根室に向かいました。通常は44号線沿いに東へ向かうのですが、今回は逆に海沿いに進みました。交通量も少なく、快適なドライブでした。そして浜中町から霧多布岬へ向かったのです。

以前にも、この地の宿に泊まり、日の出を見るために、早朝岬へ行きました。そして帰りは私一人で、ランニングしながら宿まで帰ったのです。今より、ずっと元気でした。



■まずは根室駅に立ち寄りました。JR花咲線の終着駅です。JR北海道は、経営的に大変な状況の下、再建に取り組んでいます。ドル箱の東海道新幹線を運営してボロ儲けしている、JR東海と比較すると、置かれた状況はあまりに過酷すぎます。

冬になれば雪に埋もれてしまう路線を維持するのは、恐ろしく手間がかかります。利用する人も減る一方です。実際私達もレンタカーで巡っているわけですから、申し訳ない思いでいっぱいです。

北海道をドライブしていると廃線された線路が、あちらこちらに見受けられます。それぞれの地域には、それぞれの歴史があり、住んでいた人々の思いが詰まっているはずです。いったん廃線にすれば再建は不可能です。

■さて今日の宿は、根室の民宿「 お宿エクハシ 」です。到着してみると、玄関は閉まっていて誰もいないことに驚きました。玄関に張り紙があり、16時以降は別館に来てほしい、とあるのですが、場所もわからず焦りましたが、30メートルほどのところにありました。

今夜は奮発して高級花崎ガニを注文してあります。今日は海の幸、満載です。

■さてこうして岬めぐりの一日は終わりました。明日は納沙布岬から羅臼を経て、網走に行く予定です。

糠平(ぬかびら)温泉

■20210718(日曜日 晴) ペンション森のふくろう

北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷、ペンション「森のふくろう」です。

■昨日、東海地方も梅雨が明けて、朝から強い日差しが照りつけています。いよいよ本格的な夏の到来です。我が家は今日から夏休み。夫婦で旅行です。新型コロナウィルス感染が猛威を振るっている一都三県には、もちろん立ち寄りません。

昨日、今日は朝走らずに体力の温存を図りました。私の場合、疲れが溜まると胃腸の働きが低下して、食欲が落ちます。逆に言えば、食欲が落ちてきたら、要注意です。まず休養です。

今朝は5時30分に起きて朝食を取り、旅の支度の最終チェックをしてから、洗車をしました。7時30分には、富士山静岡空港に向けて出発です。はたして、どれだけの登場客がいるか楽しみです。

■さてさて東名高速を順調に走り、1時間後に吉田インターで東名高速道路を降りました。15分で空港に到着。手続きが終わったのが、ちょうど9時でした。

空港の駐車場は閑散です。無料区域が充分空いていました。広大な有料区域は、まるで空き地のようです。搭乗待合室では、ざっと見渡したところ乗客は10名ほど。結局搭乗したのは20名強でした。これではFDAが可哀想です。

従業員の皆さんも辛い毎日です。札幌(丘珠)空港行き、9時35分発FDA171便は、まもなく搭乗開始です。エンブラエル社製飛行機は80名弱の乗客数です。乗客数は結局30名弱。2時間弱で札幌丘珠空港に到着。

飛行中は機長から眼下の景色の説明があり、楽しいひと時でした。客室乗務員からも北海道の地理について、丁寧な説明を受けることができ、あっという間の飛行でした。

今日一日の旅程です。富良野からは山道をぬいました。

■到着後はレンタカー店に連絡、迎えを待ちました。借りることが出来たのはヤリスでした。まだ870キロしか走っていない新車同様の車でした。人気があって大変よく売れている車種です。

ただ乗ってみて私が感じたのは、たったの870キロにしては、ずいぶん年季が入っている車に見えました。車検も3年ではなく、2年ものでした。新車の雰囲気もありません。理由はよく分かりません。

そして乗った第一印象は、腰に負担がかかりそうだ、という事でした。お尻が深く沈む感じなのです。

まずはカーナビを富良野駅に設定しました。行きたいのは、テレビドラマ「北の国から」の五郎の家です。一度訪れたのですが、田中邦衛さんが亡くなられて、再放送されたドラマを観て、もう一度行くことにしました。

高速道路に乗って先を急ぎました。途中のサービスエリアにあった、北海道での御用達、セイコマートで軽食を取って、あたふたと先を急ぎました。

そして目的の三ヶ所を見終えたのが15時過ぎ。今夜の宿は、糠平温泉です。まだまだ100キロ以上あります。途中山道を通って、ペンション森のふくろうに到着したのは、17時45分過ぎ。長い道のりでした。

■北の国からは、いまだに人気が衰えていないようです。多くの観光客が訪れていました。霞がかかり、はるか遠くまで鮮明に見渡せる、という気候では残念ながらなかったのですが、贅沢を言ってはきりがありません。

以前訪れたときよりも、ビデオを観ておいたためか、親近感が前回とは違っていました。前回訪れたときにはお元気だった、田中邦衛さんも、その後亡くなられました。特集番組が一編だけ放映されました。



■宿に到着後、すぐに温泉に向かいました。宿の温泉は東日本大震災以降、源泉が枯れてしまったそうです。ぬかびら温泉では、源泉をそのまま利用することだけが許されているそうで、とても厳格なのです。宿の源泉は、地震以来湯量が激減してしまい、それだけではまかない切れなくなったそうです。

ということで、今は、近くにある他のホテルの温泉を間借りさせてもらっているのですが、これが素晴らしいお風呂で、露天風呂の檜風呂は最高でした。熱めの温泉は、すぐにのぼせそうですが、たまたまご一緒した神戸からのサイクリストの方と話をすることができました。

日本海側の舞鶴港からフェリーに乗り、小樽で降りたそうです。テントを携帯しキャンプをして回っているとのこと。私などは、話を聞いただけで気が遠くなりそうでした。

帰りは苫小牧港からフェリーに乗って帰るそうです。



そして19時から夕食。家族経営の宿は、それぞれが得意技を生かして、ソーセージを作ったり、野菜を無農薬で育てたりと、手作り感いっぱいの食事でした。豪華さは無いものの、とても美味しく、そして楽しくいただきました。

新型コロナの影響で、客足は遠のいてしまい、経営は大変そうでしたが、何とか危機を乗り切って、今の特徴を残してほしいと願いました。

交通の便が良いとは、決して言えない立地条件ですので、なかなか気軽に再訪するとはいかないのですが、また訪れたいとは、心から思いました。

こうして最初の一日も無事に終わりました。

蝉しぐれ

■20210717(土曜日:晴れ)

昨年7月15日の蓮の花です。先日ひさしぶりに、このお宅の前を通りました。

■今朝は走らずに休みました。のんちゃんからもらったメラトニン1ミリグラムを飲んで、昨夜は休みました。日本では手に入りませんが、アメリカではサプリとして売られているようです。一ミリグラムでは量が少ないのか目が覚めてしまい、ウトウトと長い時間を過ごしました。

冷房は28度に合わせてあるのですが、この設定が適正でないのかもしれません。夜中から少し汗ばむほどの室温になってしまいます。朝起きて窓を開けると、むしろ外の空気の方がずっと涼しく快適です。

我が家の南側には市営団地があり、街路樹が今では五階建ての団地を超えるまでに成長し、朝から蝉の大合唱です。ファーブル昆虫記の蝉の巻を思い出しました。そして、藤沢周平さんの「蝉しぐれ」です。

梅雨も明けて、いよいよ本格的な夏の到来です。

真似をする

■20210716(金曜日:晴れ)

昨年の夏、Masatoと一緒に出かけた黄金崎です。

■今朝は走りました。昨日は体がだるくて起きだすことはできませんでしたが、今日はすんなりと起き出し、生ごみを所定の位置まで運んで、準備運動の後スタートしました。

昨日の朝、起き出すことはできなかったのは、その前三日間続けて走りましたので、疲れが溜まっていたのかと思っていたのですが、Sunも同じようにだるくて起きづらかった、という話を聞いて、はたと思い当たりました。

低気圧の接近によって気圧が低下し、体の変調をきたしたのではないかという指摘です。確かに言われてみると、そうかなぁと納得しました。単なる疲れと思っていたのですが、そうした気圧の変化によって体調が大きく左右されることは十分あり得ることですし、次回から気にかけてみようと思いました。

今朝は40分18秒、6.07kmを走り、これで今月は9回のランで55.44キロを積み重ね、月100キロ走までは、残り15日で44.56キロのところまで来ました。

エプソンのホームページに記録を記入すると、「おめでとうございます。月間50キロ走を達成しました」と祝ってくれています。

■さて、今朝の東京新聞には「ストップ やりすぎ教育」と題して記事が書かれています。習い事や過剰な勉強を無理強い、という副題です。書き出しはこうです。

我が子の才能を伸ばそうと、小さな頃から塾や習い事に通わせる教育熱心な親は少なくない。ただ親が気づかないうちに「教育虐待」の状態になり、子供を追い詰めているかもしれない。

教育熱心と教育虐待はどう違うのか。専門家は「親の不安や欲望を押し付けず、子どもの立場で考えて」と訴える。

記事の中で臨床心理士の武田信子さんによれば、教育熱心は子供をより良い状態にしたいと務める親の姿勢であり、一方教育虐待は子供が耐えられないほど、過度な教育を強制する親の行為のこと、と言われています。

武田さんは世界中の教育現場を視察した感想として、勉強しなさいとガミガミ言う親は、日本などアジアの一部の国に多く、原因は親個人の問題よりも、親の不安があおられる競争的な教育環境にある、と言われています。

教育を競争社会を生き抜くサバイバルツールとして捉える傾向が強い、と指摘されています。

子供に対して親がどう行動すれば良いかは、とても難しい問題ですが、武田さんはこうも語られています。

勉強しなくていい、子供の言いなりになればいいという意味ではない。親がすべきなのは、子どもを勉強に追い立てることでなく、子供が勉強したいと思える環境を整えること。

「親が楽しそうに学んでいる姿を見せるのが何より」

と語っています。なるほど、そのの通りに違いありません。最後に思い出すのは、この言葉です。

子供達は親の言うことは聞かないが、することは真似をする。

魚はご褒美

■20210715(木曜日:曇)

昨年出かけた高崎観音です。新しい車道が、ここまで通じています。

■今朝は走るつもりで目覚ましを合わせてあったのですが、起き出すことができませんでした。どうやら3日連続で走った疲れが、取り切れていなかったようです。

7月3日の洪水で、週に1度は必ず2人で出掛けていた日帰り温泉が閉鎖となり、未だ営業を再開していません。のんびりと温泉に入り、一杯飲んで帰ってくるのが2人の楽しみだったのですが、どうも生活リズムが狂ってしまいました。

営業再開を本当に首を長くして待っているんですが、今のところその様子はなさそうです。温泉を汲み上げる施設に何らかの故障が生じたようで、一旦源泉の汲み上げができなくなると、再開するのはとても大変だという話を聞きました。無事再開されるのを心から願っています。

■さて、今朝の東京新聞には「不漁 値上がり 減る消費」として、減り続ける国内の漁業・養殖業生産量の様子を報告しています。

名古屋に住むある方は、北海道がご出身なのですが、幼い頃、イカやホタテ、サンマがよく食卓に並んだそうですが、今では「魚はご褒美のようなもの」と話されています。

また、同市に住むある方は「子供の頃は秋になると必ず食べていたのに、今は高級品という感じがする、ここ三、四年はサンマを食べていない」とも語っています。

農林水産省が今年5月に発表した統計によると、

昨年の漁業・養殖業の生産量は過去最低の417万5,000トン。ピークだった1984年の1,281万6,000トンから約3分の一に減った。特にサンマやサケ類、スルメイカは深刻な不漁が続いている。昨年のサンマの漁獲量は29,700トンでピークの1958年の20分の一ほどに。サケ類もピークの1996年から80.5パーセント減少した。

と発表しています。原因については諸説あるようですが、未成熟の魚も含めて、取れるだけ取るなどの過剰な漁獲が一番の原因のようです。国連食糧農業機関(FAO)によると、世界の海洋水産資源のうち3割が「取り過ぎ」とされています。日本人に人気の日本うなぎや太平洋クロマグロは、すでに絶滅危惧種になっています。

日本では漁業従事者の高齢化も問題ですし、諸外国では当たり前の養殖が未だに未発展なのが問題です。これからは採る漁業よりも増やす漁業が求められてようです。

反政府デモ

■20210714(水曜日:曇)

今朝走った後に撮りました。優美な百合の花です。

■今朝も走りました。いつものとおり4時半の目覚ましに合わせて起き出し、ビニールゴミを所定の位置まで運び、準備運動の後スタートしました。

就寝前一括服用方式を採用してから、眠りが深くなったのでしょうか、起きた時の熟睡感が良くなりました。つまりは、身体も軽く感じ、走り出すのも容易になったのです。

今朝は41分28秒、6.19kmを走りました。これで今月は8回のランで49.37kmを積み重ね、月100キロ走までは残り17日で50.63kmのところまで来ました。今月は14日目にして初めて目標ラインを超えることができました。

今週に入ってから、朝の5時から6時の間、幸い雨が降っていません。南九州地方に引き続いて、昨日は北九州地方、そして中国地方でも、梅雨明けが宣言されました。

ここ東海地方も間もなく、梅雨が開けるに違いありません。梅雨が明ければ猛暑がやってきます。

■さて、今朝の東京新聞 4 面、国際欄にはこうあります。「キューバ異例の反政府デモ、食料不足コロナ対応抗議」。書き出しにはこうあります。

キューバの首都ハバナなど複数の都市で11日、食料や電力不足などへの不満を発端とする政府への大規模な抗議デモが発生した。米国メディアなどが伝えた。キューバ政府は、米国がネットを通じて仕掛けたと非難。米国は12日にデモへの支持を表明するなど両国の摩擦が強まっている。

バイデン大統領は12日の声明で「キューバの人々は権威主義体制による何10年もの抑圧と経済苦からの自由、救済を求めている。キューバ政府に彼らの要求に応えるよう求める」。

こうした報道には十分注意を払って読む必要があります。アフリカで起きたカラー革命をはじめ、裏でアメリカが操る抗議行動が、世界中で行われているのです。その結果、国民が幸せになれるのならば良いのですが、多くの場合待っているのは混乱だけです。

アフガニスタンから米軍が撤退するようですが、そもそも国の未来を決めるのはその国の人々であって、米国ではないのです。米国にとって都合の良い政権が、国民にとって幸せをもたらすとは限らないのです。そんな当たり前のことが、マスコミでは報じられません。本当に奇妙奇天烈です。

地面反力

■20210713(火曜日:曇)

ランニングの帰りがけに撮った、今朝の花です。

■今朝は走りました。昨夜も就寝前一括服用方式で全部の薬を服用して休みました。スムーズに4時半の目覚ましで起きて、5時からスタートしました。

今日は40分11秒、6.15kmを走り、これで今月は7回のランで43.18kmを積み重ね、月100キロ走までは、残り18日で56.82kmとなりました。13日目の目標ラインに、ようやく到達することができました。

今朝は地面反力を意識しながら走りました。地面反力とは、最近ゴルフのネットレッスンでよく出てくる言葉です。

ランニングの場合は、走っていて足を踏み込んだ時に、地面からの反発力をうまく利用して前に進むことで、スムーズなランニングを目指しているものです。

ランニングシューズも厚底で、自然に前へ前へと進むような形状になっています。そうした靴の形状などを上手に利用して、エネルギーのロスを最小限にしながら走ることで、長い距離を完走することができるのです。

スポーツはなんでもそうなのでしょうが、身体の動きを上手に地面や道具に伝えることで、より良い運動効率を得ることができるのでしょう。

そのあたりは練習を積み重ねて、身に付けるしかないようです。

帰ってきてからシャワーを浴びて、その後ゆっくりと食べた、冷たく冷やしたスイカは、やはり最高でした。まだあと1回分残っています。

シンプル・イズ・ベスト

■20210712(月曜日:晴れ)

今朝、近くの庭に咲いていました。

■今朝は走りました。いつものとおり4時半に目覚ましを合わせて起き出し、いつものコースを走りました。44分18秒、6.21kmを走り、これで今月は通算6回のランで37.03kmを積み重ね、月100キロ走までは残り19日で、62.97kmのところまで来ました。

昨日は暑さの中をラウンドしましたので、疲れも残っていましたが、とにかく少しずつ積み重ねようと走り続けました。

今朝の朝食では、冷やしてあったスイカに思いっきりかぶりつきました。小ぶりのスイカの四分の一ほどです。これが、なんとも言えず美味しいのです。走った後の冷やしたスイカほど美味しいものを私は知りません。本当に美味しいのです。走った後ですから、きっと体は水分も、そしてカリウムも欲しているのでしょう。それにぴったりなのです。

私はグルメには程遠い人間なので、凝った料理は分かりませんが、これこそまさに、シンプル・イズ・ベスト、に違いありません。

■さて、今まで服用していた2種類の漢方薬(ツムラの7番と12番)の飲み方を、二日前から変えてみました。漢方薬ですから基本的には食前に服用するのですが、二日前から寝る前にまとめて飲むことにしたのです。

のんちゃんが用意してくれたコウエンザイムQ、二種類の漢方薬、そして睡眠導入剤とマグネシウム製剤の五種類をまとめて飲んだところ、夜中に一回も目が覚めなかったのです。お手洗いに行くこともありませんでした。

偶然かもしれませんが、これは楽です。しばらく、この飲み方を続けてみて、どうなるか試してみたいと思っています。

■今朝は曇り空の中にも所々青空が見え、梅雨も明けたのではないかと思うほどです。南九州では、梅雨が開けたとの報道があったようですが、次第にその地域も広がっていくのでしょう。いよいよ本格的な夏がやってきます。

今日は新聞の休刊日でした。今やニュースはネットで見ることの方が多くなってきましたが、やはりこの朝のひととき、ゆっくり新聞を読むのは、とても貴重な時間だと思います。

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