2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

月: 2021年10月 Page 3 of 4

たった10回

■20211011(月曜日:晴れ)

昨年11月にTaku一家と一緒に出かけた草津温泉です。市内を循環しています。

■今朝は、ゆっくりと休みました。9月の月間100キロ走を達成した後、月始めの先々週の土曜日に走り、翌日の日曜日に疲労が蓄積し、全身衰弱から急性胃腸炎を起こしました。

それ以来、とても神経質になっているというか、いささかビビリ気味です。つまり走った後に、また体調を崩すのではないかという不安です。つくづく、もう無理はできないと痛感しました。

逆に言えば、元気なうちに出かけられるところには出かけ、楽しめる時には四季の変化を楽しんでおかないと、その前に動けなくなってしまうのです。まだあと10年あるとしても、満開の桜を見る機会は、たった10回しか残っていないのです。

そうなると毎日の送り方も、よくよく考えなければいけません。まさに終活そのものです。整理整頓。飛ぶ鳥あとを濁さず。そうありたいものです。

1964年

■20211010(日曜日:晴れ)

昨年11月にTaku一家と一緒に出かけた草津温泉です。

■今日は新沼津カントリークラブの月例でした。いつもの仲良し3人組、長倉さん、長谷川さんと、中原さんがご一緒してくれました。午前中はパラパラと雨が降る天候でしたが、午後からは晴れ渡り暑くなりました。

先週は疲労が蓄積し、胃腸の具合も思わしくなく、仕事以外は安静にしている1週間でしたが、なんとか体調も戻って食欲も普通になってきました。こうして健康を取り戻してみると、本当にそのありがたさがよくわかります。体調が悪いと食事も決して美味しくありません。

■今日は10月10日ということで1964年(昭和39年)には、東京オリンピックが開催された日です。私は全く覚えていないのですが、前日まで土砂降りで、これでは開会式はどうなることかと、皆さんがてるてる坊主を作って空を仰いでいたそうです。ところが10日になってみると、本当に綺麗な青空の下、開会式を行うことができたのは本当に幸運でした。

今年行われた2回目の東京オリンピックはコロナ禍ということもあり、なんだか知らないうちに終わってしまったというのが正直な実感です。

IOCの欺瞞性というか、いかがわしさというか、知らない方が幸せなのかもしれませんが、その実態が知られるにつれ、オリンピックも汚れてしまった印象は否めません。

しかも政治家が絡んで、大切な税金が途中でピンはねされる疑惑が報道されるに及んで、無邪気にオリンピックを讃える気持ちには、少しもなれませんでした。コロナ禍で苦しむ多くの国民が、そう思ったのではないでしょうか。

日本の未来

■20211009(土曜日:晴れ)

今年は庭の柿の木から5つだけ収穫できました。

■今朝も、ゆっくりと休みました。体調も、ほとんど回復したのですが、まだ走るのはいささか不安です。先週の土曜日に走って、日曜日に急性胃腸炎を起こしましたので、今日までは走らずに体力の回復を待ちました。

胃の調子も完璧とは、まだ言い難い状態です。致し方ありません。自分の体と対話しながら少しずつ、前に進むしかなさそうです。

■さて、今月の終わりには衆議院選挙の投票日もあるようで、本当にドタバタです。新しく総理大臣になった岸田氏も、本来でしたら、国会での論戦を通じて自分の目指す政治を語るのでしょうが、内閣が誕生したてで、国民からも厳しい批判を受ける前に、総選挙を済ませてしまいたいようです。

ボロの出ないうちに選挙をしてしまいたいのです。気持ちは、よくわかります。時間が経てば経つほど問題点が噴出して、ニッチもサッチもいかなくなりそうな顔ぶれだからです。

日本は 20 年以上にわたって、右肩下がりの経済を営んできました。先進国の中で唯一と言っていいほどの、惨めな落ちぶれ方だったのです。マスコミは、あまりその事を報じません。未だにアジアで一番の経済大国であるかのごとく、幻影を振りまいています。

まずは、そうした現状を認め、過去の経済政策の失敗を反省した上で、次の10年間日本経済の充実を図るために何をするか、と語るのであれば良いのですが、政権与党の幹部の皆さんには、そうした認識がないようです。

なぜなら、反省の言葉が一言もないからです。国民を貧しくしてしまった反省が無いのです。とても不思議な光景です。

今のままの政権が続けば、これまでの20年間と同じことが続くでしょう。それを変えられるのは、有権者だけなのですが、半分の方は棄権してしまうのですから、この国に未来はないと言っても、言い過ぎではありません。

自分との対話

■20211008(金曜日:晴れ)

長野県須坂市の農園です。昨年11月1日に立ち寄りました。どれも美味しそうです。

■今朝も、ゆっくりと休みました。昨夜は県眼科医会の役員会があり、Zoomで開催されました。次年度に向けての人事を検討する為です。一期2年単位ですので、ちょうど切り替わりの時期にあたります。私もあと一期2年間は、今の役職を続けさせていただくことになりました。

雑用といえば雑用に違いないのですが、誰かがその役割を果たさないと組織は回りません。声を掛けていただけるうちが華だと考えて、もう2年間頑張ることにしました。

コロナ禍の前は、会合は全て静岡に集まりましたから、出かけるだけでも結構大変だったのですが、今ではZoomによって、オンラインで会合が開かれます。

静岡は東西にとても長いので、中央に集まるだけでも大変なのです。冬の寒い頃、静岡で会合が終わり、東海道線で帰る際に、途中の駅で乗り換えなければならず、プラットフォームで凍えながら次の電車を待たなければならなかった頃を、はっきりと覚えています。

あの頃を思うと、家に居ながらにして話し合いができるというのは、本当に大きな変化だと思います。

■さて、調子の悪かった胃の具合も、ようやく落ち着いてきたようです。やはり先月の最後の週に、頑張って走ったのが、良くなかったようです。

何しろ8月の暑い中、目標の月100キロ走を達成することができたのは良かったのですが、さすがに体が悲鳴をあげていたのでしょう。そこへの最後の追い打ちですから、頑張りすぎでした。

少し休みなさい、という神様の配慮かもしれません。

思うに、一番の要因は、年をとったということです。体力の衰えなのです。トレーニングもやり過ぎれば、自分の体力の限界を超えてしまいますし、何もしなければ体力は落ちる一方です。兼ね合いが、とても難しいと痛感するばかりです。

自分の体と、今まで以上に対話をして付き合っていくということが、何よりも大切になってきています。

自立

■20211007(木曜日:曇)

長野県のさつまいもです。草津温泉から直江津へ行く途中で、立ち寄りました。

■今朝は走らずに、ゆっくりと休みました。胃の調子が優れないからです。日曜日に胃腸炎を起こしてから、まだ完全に本調子に戻っていません。

食欲がイマイチなのです。油っこいものを食べたいと思いません。前回の教訓からすれば、胃腸が悪いというより、体の疲れがまだ取り切れていないのです。疲労が蓄積していると、一番弱いところに症状が、私の場合出るようです。そして、それが胃腸なのです。

今朝の朝食はコーヒーと柿半分。ぶどうのツブ4個でした。もうしばらく無理をせずに、疲労の回復を待とうと思っています。

■さて、今朝の東京新聞では「公取委、スマホOS市場調査へ」と題して、10行ほどの記事が書かれています。

公正取引委員会は6日スマートフォンの基本ソフト市場の実態調査に乗り出すと発表した。米国の巨大 IT で圧倒的なシェアを持つアップルやグーグルなどが、携帯メーカーなどに不利な取引を押し付けていないかどうかを確認する。独占禁止法上の問題が見つかれば、調査報告書で指摘する。

政府は巨大 IT が競争環境をゆがめていないか警戒している。日本のスマホではアップルのiOS とGoogleのAndroidだけで大半のシェアを占める。

これは何も日本だけの問題ではなく、世界中の国の現状です。今ではスマートフォンなくしては、日々を送れない状態になっています。多くの方にとっては、パソコンに触れない日はあっても、スマートフォンに触れない日はないはずです。それほど、日常生活に組み込まれているのです。

しかし、そのスマートフォンの基本ソフトが、アメリカの二つの会社のみの製品であることは、考えてみれば、とても危うい状態です。中国の会社ファーウェイが、アメリカから名指しで敵視され、Androidを組み込むことができなくなったために、大きくシェアを落とし苦しんでいます。

しかし、さすがは中国のトップ企業です。おめおめと引き下がるのではなく、自社で新しい基本ソフトを開発して、スマートフォンだけでなく、いわゆるスマート家電も自由に操れるような設計を目指しているようです。うまくいけば、災い転じて福となす、かもしれません。

どちらの基本ソフトも、その下にあるのは、あのリナックスですから、基本的にはオープンソースと言って、誰でも自由に使用することができるのです。

中国では以前から、アメリカ巨大IT企業をそのまま受け入れるのではなく、自国の会社にも代替できるように誘導してきた経緯があります。

中国ではGoogleで検索することも、Amazonで買い物をすることもなく生活できるのです。世界的に見れば、極めて奇妙な国とも言えますし、それなくしても不自由しないという、すごい国と言えなくもありません。

今の時代、自分の国だけで全てを賄うことなどできるはずもないのですが、基本的な部分は自国で運用できるようにしておかないと、何かの国際事情の変化で、国が立ち行かなくなってしまう可能性があるのです。大国になればなるほど、その危険性は高まります。常に国の安全保障という意味で、考えておかなければなりません。

先日の自民党総裁選挙において、国を守ると言って軍備の増強を唱える勇ましい候補者がいましたが、国の根幹部分を他国に依存する事の危険性について、深く考えているようには見えません。つまりは、国民も同様に考えてなどいないということの証です。

この国においては、当分の間、自立などという考えは国民の間に浮かんでこないのでしょう。悲しい現実です。

驚くほどの短編だった

■20211006(水曜日:晴れ)

長野県のさつまいもです。草津温泉から直江津へ行く途中で、立ち寄りました。

■今朝は走りました。先週土曜日に今月最初のランニングをしましたが、日曜日に疲れのためか、胃炎を起こしてダウンしました。

今日は4日ぶりのランニングです。今朝は無理をせずに40分、5.72kmを走り、今月は2回のランで11.66kmを積み重ね、月100キロ走までは、残り25日で88.34kmとなりました。

走るにはちょうど良い気候で、4時半に起きて準備をして走り始めましたが、夜明け前の静かな、そして真っ暗な中を一人で走っていると、心洗われる思いです。

この時間が、とても私は好きなのです。特に、校庭を周回している時などは、宇宙ではありませんが、本当に一人きりになってしまったのではないか、と思うような孤独感と同時に、開放感も感じます。

自分の精神衛生上、とても大切な時間だと感じています。心の健康と安定のために、とても大切な役割を担ってくれていると痛感するのです。

■さて今朝の東京新聞、落合恵子さんの「私の東京物語」第4回には、この春に文庫本になった小説「泣き方を忘れていた」の一節が紹介されています。

確かなことはひとつ。若いと呼ばれる年齢にいた頃、気が遠くなるほどの長編と思えた人生という本は実際には、驚くほどの短編だったということ。

人は誰でも平凡、けれどひとつとして同じものはない本を一冊残して、そして死んでいく。

誰かがそのひとを思いだすときだけ、頁(ページ)が開く幻の本。そのひとを思いだすひとがこの世から立ち去った時、一冊の本も直ちに消えるのだ・・。

確かに、その通りに違いありません。両親も旅立ち、自分もあと数年で古希を迎える今、心に繰り返し訪れる思いは、落合さんの指摘される、この数々の言葉なのです。

上目使い

■20211005(火曜日:晴れ)

長野県のさつまいもです。草津温泉から直江津へ行く途中で、立ち寄りました。

■今朝もゆっくりとお休みました。日曜日の急性胃炎騒ぎから2日が経ちました。体調の方は以前に戻ったのですが、無理をしても意味がありません。しっかり休養をとって、疲労を取り除かれなければなりません。

■今朝の東京新聞「昭和遠近・短歌に見る時代相」90回では、ジェームズ・ディーンが取り上げられています。

「上目使いに青春の翳(かげ)」と題して、歌人の島田修三さんが書かれています。

西台恵の歌集「ガルボのように」1994年の1首が紹介されています。

「飼犬の 上目使いのかなしさに 思ひ出たりジェームズ・ディーン忌」

後に伝説的俳優となる、アメリカの青年、ジェームズ・ディーンが1955年9月30日、自動車事故で命を落としました。24歳でした。彼の名が銀幕に記された映画はわずか三作だけです。「エデンの東」、「理由なき反抗」、そして「ジャイアンツ」。

彼の演じたキャラクターは、いずれも似ており、その一端は彼の表情から伺えると島田さんは述べています。

それは一種の歌うように、上目使いのかなしさを浮かべた表情。飼い犬の上目使いから連想したと歌うが、相手(主人)の愛情や理解を、もの哀しいぐらいひたすらに乞い願う表情ということになろうか。

と、島田さんは書かれています。最後に島田さんは、こう述懐しています。

私はジェームズ・ディーンの映画を何度となく鑑ている。繊細な翳のあるアメリカの若者を演じて、実にサマになる名優だったと思う。

以前、自分の高校時代に撮られた写真を見ていて、彼と同じような表情をしている自分に、驚いたことがありました。

シルバー川柳

■20211004(月曜日:晴れ)

長野県のぶどうです。草津温泉から直江津へ行く途中で、立ち寄りました。

■昨日の急性胃炎騒ぎから一日が経ち、なんとか体の方も落ち着きました。昨夜は布団に入って眠りにつきましたが、今朝起きてみて、ぐっすり眠れるというのは、本当にありがたいことだと痛感します。

頭痛と吐き気で眠ることができなかった、土曜日の夜と比較すると、まさに天国と地獄の違いがあります。

運動も続けなければいけませんが、疲労を蓄積しないように、上手に自分の体と付き合っていくしかないようです。

■さて、今朝の東京新聞には「元気いっぱい! シルバー川柳の世界」と題して書かれています。

先月、公益社団法人全国有料老人ホーム協会が、毎年3月から6月に公募している「シルバー川柳」の入選作品に20点を発表した。21回目の今年は、過去最多の16,621句の応募があったという。

と、書き出されています。最初に登場しているのが「密ですと 言われてみたい 頭頂部」。作者は62歳男性とありますが、68歳の私にぴったりです。

本当に、楽しい句ばかりなのですが、しみじみと考えさせられたり、ニヤッと笑ったり、読んでいると実に楽しいひとときです。

毎日、患者さんを診ながら仕事をしていると、つくづく実感するのは、次の句です。

「年寄りと 思った人が 同い年」

作者は、アラフォー女性とありますが、私などは毎日こんな思いをしています。何にしても、笑い飛ばしてしまうしかありません。

胃腸炎

■20211003(日曜日:晴れ)

長野県のりんご三兄弟です。昨年、草津温泉から直江津へ行く途中で、立ち寄りました。

■予定では、今日は仲間の先生方とコンペでした。ところが、昨夜はほとんど眠ることができませんでした。頭痛と嘔気のためです。理由がわからなかったのですが、結局行き着いたのは、疲労のための胃腸炎だろう、という結論でした。

9月の最終の週に残っていた40キロを走り、月100キロの目標達成をしたのは良かったのですが、疲労困憊だったようです。疲れのピークのあとで、時々胃腸炎を起こすのが、私の体の特徴です。

今回の発作は、前回旅先で起こしたものとは比較にならない軽度のものでしたが、それでも晴天のもと運動をする気には、とてもなりませんでした。

電話をして訳を説明し、キャンセルしてもらいました。今日は一日中、安静にしていました。食事も殆ど摂らず、胃腸の回復に務めました。夕方になり、何とか回復したようです。

前回旅先で胃腸炎を起こした時には、日曜日でしたので、救急当番病院を探して、診察を受け点滴をしてもらって、何とか帰りの飛行機にぎりぎり間に合う、綱渡りを演じました。お腹が壊れたのではないか、と思うほど、嘔吐を下痢を繰り返しました。

前兆がきっとあったのですが、見逃していたのです。今回も眼の深部痛があり、食欲も落ち、胃腸薬をやたらに飲みたくなっていたのは、やはりおかしかったのです。

致し方ありません。自分の体と付き合っていくしかありません。車のように新車に乗り換えることができませんので、維持管理に務めるしかないようです。

負の遺産

■20211002(土曜日:晴れ)

長野県のりんご三兄弟です。草津温泉から直江津へ行く途中で、立ち寄りました。

■今朝は走りました。昨日から10月が始まり、また新たなスタートを切らなければなりません。

エプソンのホームページに入力した記録を表で見ると、今週はなんと46.10kmも走ったことを知りました。単純に言えば、4週間で150キロ以上走ることができる計算になりますが、そうは問屋が卸してくれません。現実的には体力がとても持ちません。本当に火事場のクソ力というやつで、追い詰められたおかげで、今週はなんとか達成することができた数字です。

まぁ、無理をしても意味がありませんので、体調と相談しながら少しずつ積み上げていくしかありません。

台風16号もようやく通り過ぎたようで、ここ沼津では朝から青空が広がっています。気温も上がるようですが、やはり青空はいいものです。

■さて、今朝の東京新聞「大波小波」欄では、木村了衛『機龍警察』(早川書房)を紹介しています。日本とミャンマーにまたがる巨大な陰謀が描かれています。

この本の中では、日本ではあまり知られていない、現地情勢も浮かび上がらせているようですが、その一つに、先の大戦中に日本軍が支援した仏教徒と、イギリス軍が組織したイスラム教徒が戦った遺恨が、今に至るロヒンギャ弾圧の原点になった史実も含まれています。

植民地支配下において、イギリスが行った典型的な分割統治の負の遺産なのです。紛争が起きている世界各地で、未だに解決されていない問題なのです。植民地支配をした欧米諸国は、本当にろくでもない国ばかりなのです。

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