■20210527(木曜日:雨)

青空のもとの錦帯橋です。

■今朝は雨の朝でした。昨日は、いつも通り4時半に起きて走りましたけれども、雨の朝は走ることができませんので、のんびりと、ゆったりと休むことができます。雨の朝も悪くありません。

一年中で一番気候の良い時期である5月も、もう残り5日になってしまいました、今年の5月はあっという間に梅雨に入ってしまい、最後まで爽やかな気候を楽しむことはできませんでした。

それでも、今年は春がやってきてからは、心地よい気候が例年よりも、長く続いたように思います。寒さに震えるというような日も、ずっと少なかったようです。

■さて今朝の新聞によれば、「縄文遺跡群世界遺産へ」と題して、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関は26日、青森市の三内丸山遺跡など17遺跡で構成する、「北海道、北東北の縄文遺跡群」(北海道、青森、岩手、秋田)を世界文化遺産に登録するよう勧告した、と報じられています。

三内丸山遺跡には、以前 Taku と Sun と3人で出かけた思い出があります。1万年超続いた成熟社会であった日本の縄文遺跡群が、農耕以前の精神文化を示すということで、世界遺産に指定されたようです。

構成する17遺跡の年代は、紀元前13,000年から同400年と幅広く、様々な時代をたどることができます。まさに自然と共生しながら、自然の恵みを生かし、自然に感謝しながら、一万年を送ったに違いありません。

近代科学技術を発展させ、大きな飛躍を遂げたホモサピエンスですが、自然と共生するという意味で、はたして縄文文化を超えることができたのかどうか。その回答は、これからの私たちの生き方に、かかっているのではないでしょうか。