■20230308(水曜日:晴れ)
■さて、日曜日から始まった、人間ドックの旅も昨日で終わり、今日からまた日常が戻ります。
BenとAyaちゃんと3人で、日曜日に新幹線で名古屋に出かけ、まずは大学病院にPCR用の検体として唾液を提出し、15分ほどでしょうか、時間外待ち合いで待たされた後にマイナスが判明し、翌日からの人間ドック検診の許可が出ました。
終わってみれば、3日間もあっという間でしたが、子どもたち3人がお金を出し合って、今回のVIP待遇特別人間ドックを準備してくれました。まぁ、簡単に言えば、帝国ホテルに泊まりながら人間ドックを受けるようなものです。
初めてのことですから、戸惑うことも多かったのですが、検査結果を担当の先生から伺うまでは、やはり落ち着かないものです。この年になると、何があってもおかしくありません。どんな変化が体の中に起こっているのか、自分では覗き見ることができませんので、結果を知らされるまでは、楽観的ではあったものの、やはり色々な思いが錯綜しました。
これほど入念ではなかったものの、昨年までも人間ドックを受けて、大きな変化はないこと、例えば胃がんなどの変化は無いことは、内視鏡で確認してもらっていましたが、1年経てばまた話は別です。
結果として今のところ、大きな変化はないことが分かりましたので、自分に残された時間をどのように使うべきなのか、もう一度、一人で静かに考えることができたのは、本当にありがたいことでした。みんな子供達のおかげです。
そんな旅に付き合ってくれたベンにも感謝するしかありません。名古屋からの帰りの新幹線の中で、1時間ほどでしょうか、静岡駅までベンと2人で様々なことを語り合いましたが、とても貴重な時間でした。
ベンは歴史や文化について、強い関心を持ち、またよく勉強している人なので、話していても飽きることはありませんでした。オーストラリア以外のアジアの国々の文化に対して、偏見というものを持っていません。
昔学校で習った、悪名高い「白豪主義」が頭から離れない、私などからみると、自分は白人のオーストラリア人ですから、普通に考えると有色人種を見下しそうなものなのですが、そういった素振りは少しも見せません。
親戚にはアジア人と結婚した人も多く、人種に対する偏見があまり無いのではないか、と感じました。
さて何はともあれ、今日からまた日常の再開です。新たな気持ちでまた一から始めなければなりません。
子どもたちとの心の繋がりも、ずっと深まったように感じた3日間でした。
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