2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

月: 2023年3月 Page 3 of 4

東日本大震災

■20230311(土曜日:晴れ)

3月7日の日の出です。人間ドックを受けた病室の窓から撮りました。

■今朝は走りました。いつものように、5時に目覚ましを合わせて起きだし、まずはウォーキングから始めました。友人宅の前を通って折り返したのですが、友人宅の電灯は点っていませんでした。どこかへ行かれているのかもしれません。

今朝は、そこから走り始めました。そして結局今日は、38分48秒、5.84kmを走り、今月はこれで4回のランで21.01kmを積み重ね、目標の88キロまでは残り20日で、66.99kmのところまで来ました。

今朝は、どうも体が重くて、思ったように脚が出ませんでした。だるいという感じが取れなかったのですが、後でHuaweiの健康アプリの睡眠分析を見てみると、ちょうど起き出す直前の40分程が、深い睡眠だったことが分かりました。つまりは、深い睡眠の状態で目覚ましが鳴ったわけです。

それでは、体が重くて動き出すのに時間がかかるのは、やむを得ません。そんなことも、スマートウォッチで教えてもらえると、体の調子が悪いわけではなく、睡眠のリズムの関係でそうなっていたのだということを知り、納得できるのです。そういう意味では、とても役立つ情報だと思います。

■さて、今日は東日本大震災が2011年に起きた日です。あの日は、とても寒かったように記憶しています。東北地方では夜になって、雪が降ったように記憶していますが、そんなことは想像もできないほど、今朝は青空が広がっています。

日本は本当に災害列島です。どこかで何かの災害が、常に起こっていると言っても、過言ではありません。自分が生きてる間には、東南海地震が起きてくれないことを祈るばかりです。

養生法

■20230310(金曜日:晴れ)

名古屋駅から「あおなみ線」に乗って、ひすまぶしの名店に向かうところです。

■今朝はゆっくりと休みました。何時頃でしたでしょうか、雷鳴がとどろき、何事が起こったのかと目が覚めました。まるで冬の北陸のようでした。鰤起しです。

随分と長い時間に渡って続いたように感じましたが、朝起きて生ゴミを出すために玄関を出る頃には、すっかり止んでいました。

昨日は、5年ぶりに日本に帰ってきた、あやちゃんとベンが我が家を旅立ち、次の旅程に向かいました。箱根に泊まって、のんちゃんたちとひと時を過ごすためです。旅というのは、楽しいものですが疲れもします。枕が変わると、なかなか疲労が取れないものです。若い時は、苦にならなかったのですが。

■今朝も温野菜を作りました。大さじ一杯のコンソメスープにカレー粉を小さじ一杯、そして擦り下ろしたたっぷりの生姜でスープを作りました。そこへ、ジャガイモ、人参、大根、ベーコンをまず最初に入れておき、ある程度煮立ったら、玉ねぎ、キャベツ、白菜、小松菜を入れて、じっくり煮込みました。

これを毎朝食べるようになってから、心なしか胃腸の調子が良いようです。冷たいものを口にすることを、極力控えています。人間ドックで、今のところ大きな問題がないことを確認しましたが、やはりこれからが大事です。やはり何より、食事と運動です。これに勝る養生法はありません。

白湯

■20230309(木曜日:晴れ)

6日の昼食です。食事が立派なので、人間ドックに入って、メタボになりそうでした。

■今朝は走りました。先週の土曜日4日以来ですので、5日ぶりとなります。日曜日からは人間ドックに入って検査をしていましたので、これは致し方ありません。

今朝はいつもの通り、5時に起きて準備運動の後スタートしました。結局32分37秒、3.83kmを走り、今月は3回のランで通算15.17kmを積み重ねました。目標からは、だいぶ遅れてしまいましたが、何とか頑張って積み上げていきたいと思っています。

今朝は足取りが重く、校庭で走り始めても一向に楽になりませんでした。途中でトイレに行きたくなり、致し方なく家に戻りました。

中国医療を専門にする中医師の忠告に従って、冷たいものを極力避け、野菜もサラダではなく、温野菜を摂るようにしてからは、気持ちのせいか、お腹の調子も良くなりました。寝る前には必ず白湯を飲むようにしています。漢方薬の摂取時も同様です。

確かに冷たいものを摂れば、消化吸収するために、体はそれを体温まで温めなければなりません。つまり、余分なエネルギーが必要な訳です。若い人にとっては、大した負担ではないのかもしれませんが、高齢者には、この差は大きいのでしょう。

中国医学が盛んな香港では、レストランに行っても冷たい水は、決して出てこないそうです。白湯か温かいお茶だというのです。確かに理にかなった行動だ、と私にも思えます。

とにかく、しばらくは今の習慣を続けていきたいと思っています。

■さて今日で、あやちゃんの我が家での滞在も終わりです。お昼には家を離れる予定です。2月14日に帰国しての、あっという間の滞在期間でした。

ベンとも長時間楽しく話すことはできたのは大きな収穫でした。歴史や文化について、たくさんの知識を身につけているベンと会話をするのは、私自身とても楽しみなのですが、何しろ言葉が思うようになりません。

それでも、毎日昼休みにNHKのラジオ英会話を聞いていたおかげで、前回よりは聞き取れるようになったと感じています。これも努力の積み重ねしかありません。次回会える日を楽しみに、毎日ラジオを聞くしかありません。

新たな日常

■20230308(水曜日:晴れ)

名古屋市役所です。名古屋城の、すぐ目の前です。

■さて、日曜日から始まった、人間ドックの旅も昨日で終わり、今日からまた日常が戻ります。

BenとAyaちゃんと3人で、日曜日に新幹線で名古屋に出かけ、まずは大学病院にPCR用の検体として唾液を提出し、15分ほどでしょうか、時間外待ち合いで待たされた後にマイナスが判明し、翌日からの人間ドック検診の許可が出ました。

終わってみれば、3日間もあっという間でしたが、子どもたち3人がお金を出し合って、今回のVIP待遇特別人間ドックを準備してくれました。まぁ、簡単に言えば、帝国ホテルに泊まりながら人間ドックを受けるようなものです。

初めてのことですから、戸惑うことも多かったのですが、検査結果を担当の先生から伺うまでは、やはり落ち着かないものです。この年になると、何があってもおかしくありません。どんな変化が体の中に起こっているのか、自分では覗き見ることができませんので、結果を知らされるまでは、楽観的ではあったものの、やはり色々な思いが錯綜しました。

これほど入念ではなかったものの、昨年までも人間ドックを受けて、大きな変化はないこと、例えば胃がんなどの変化は無いことは、内視鏡で確認してもらっていましたが、1年経てばまた話は別です。

結果として今のところ、大きな変化はないことが分かりましたので、自分に残された時間をどのように使うべきなのか、もう一度、一人で静かに考えることができたのは、本当にありがたいことでした。みんな子供達のおかげです。

そんな旅に付き合ってくれたベンにも感謝するしかありません。名古屋からの帰りの新幹線の中で、1時間ほどでしょうか、静岡駅までベンと2人で様々なことを語り合いましたが、とても貴重な時間でした。

ベンは歴史や文化について、強い関心を持ち、またよく勉強している人なので、話していても飽きることはありませんでした。オーストラリア以外のアジアの国々の文化に対して、偏見というものを持っていません。

昔学校で習った、悪名高い「白豪主義」が頭から離れない、私などからみると、自分は白人のオーストラリア人ですから、普通に考えると有色人種を見下しそうなものなのですが、そういった素振りは少しも見せません。

親戚にはアジア人と結婚した人も多く、人種に対する偏見があまり無いのではないか、と感じました。

さて何はともあれ、今日からまた日常の再開です。新たな気持ちでまた一から始めなければなりません。

子どもたちとの心の繋がりも、ずっと深まったように感じた3日間でした。

総括

■20230307(火曜日:晴れ)

名城公園の梅です。多くの人で賑わっていました。

■部屋の窓から真東に日の出を見ることができました。低い山の向こうから、次第に太陽が昇ってきたのですが、日の入りと違って、日の出はとても長く感じます。

6時20分ぐらいに太陽が顔を出し始めました。6時40分に看護師さんが採血にきて、4本のスピッツで採血。結構な量でした。腕を安定させるために、何か欲しいというので、まくらを持ってきて採血です。今では採血をするときや注射をする時、PETの時なども翼状針です。

今朝のニュースでは、岡山県の真備町でタケノコの掘り出しが始まった、というニュース。季節を感じさせました。

10時15分に部屋に戻りました。全ての検査が終わった今日は、心臓のエコー検査、頚動脈のエコー検査、眼科、耳鼻科の検査、そしてMRI検査でした。耳鼻科の検査では、右の聴力が低下しているのが自覚できました。

今日はとてもスムーズに検査が進み、検査室の受付に行くと間髪入れずに検査に進むことができ、昨日とは大違いでした。

担当の医師は最後のムンテラをした後に、大学で講義があるようで、どんなに長くても13時までには終わるとのこと。それが終わった後で、病室で病棟の看護師長から挨拶を受け、1階に行って支払いに済ませて、それで終わり、という流れでした。

黙考

■20230306(月曜日:晴れ)

病室から見た大学内の様子です。グラウンドが見えます。学生が活動していました。昔を思い出しました。

■昨日はあやちゃんとベンと楽しく1日を過ごしました。20時前には駅前のホテル到着し早々に休みました。今朝は6時15分に目覚ましを合わせて起き出し、7時15分発のバスに乗る予定でホテルを出ました。

ホテルのフロントで大学病院行きのバスはどこから出るのかと聞いたら、ホテルを出てすぐ前にあります、とのことでしたが、実はそこではなくて、通りが一つ向こう側でした。散々探して見つからなかったので、少し慌てたのですが、バスを待っていた高齢者に尋ねたところ、親切に教えてくれました。危うく間違えるところでした。

7時3分にバスは出発し、渋滞はほとんどなく、7時半過ぎには大学病院に到着。受付開始予定まで1時間近く待つことになってしまいました。16番総合受付の前で待っている間に、自身の人生をきちんと整理整頓しなければいけない、ということを強く感じました。身の回りの整理整頓が何よりも大切。子供たちが、そのことで争うようなことがあってはならないからです。

昨夜はあやちゃんと夕食をとりながら、ベンとの会話の合間に、向かい合いで率直に心から話し合うことができました。無理をしないで、休暇をもっと取った方が良い、とあやちゃんは話してくれました。オーストラリアに遊びに来ればいい、と勧めてもくれたのです。

■8時半になって病院での受付が始まったのだが、人間ドックはどこへ行っていいのかわからないので、忘れ物担当の窓口に聞いたところ、担当者が出てきて案内してくれました。このあたりは、改善の余地があります。

部屋に通され、担当から予定を説明されました。まずは超音波による腹部の検査、それが終わってから鼻からの内視鏡による胃の検査、そしてペットMRIを実施しました。

MRIが終わって部屋に戻ったのが12時20分。お腹が空きました。検査と検査の合間に時間が取られて、待ち時間がそれぞれ十分ほどあったのが、ちょっと残念でした。検査は外来の合間に入れてあるので、致し方ない面は、もちろんあるのですが、対価に見合うかどうか微妙です。

内視鏡の担当の先生はとても上手で、鼻から内視鏡を入れる時に少し痛かったのですが、それ以降はとてもスムーズで何の苦痛もありませんでした。

終わった後、その場で詳しく説明してくれて、胃粘膜に出血点がいくつかあるが、これは胃酸の分泌が盛んな証拠で、これによって、むしろピロリ菌がいないことを証明している所見だ、と説明を受けました。十二指腸と胃の境界部に白い膜のようなものがあり、これは胃酸が逆流気味だと起こる現象なのだが、症状なければ別段治療する必要はない、ということで、様子を見ましょう、ということでした。

■昼ごはんは、お任せ御膳。立派な料理でしたが、特段とてもおいしいというわけでもありませんでした。食事後に少しうたた寝をして、13時半から再び検査。心電図、呼吸器機能と脈派の検査。15時30分から、追加のトレーニングでヨガの教室に参加。

病院はどの階も患者さんで混雑。VIP待遇の特別人間ドックは、1日一名限定。14階の病棟には重症患者が収容されているのか、モニターを常時三名のスタッフがパソコンとにらめっこのような状態でした。

今日から気温も上がり、春本番の陽気になる予想。窓からは市内が一望できるのだが、風もなく穏やかな日和。

セキュリティーの問題からか、有線LANしか利用できず、前もってわかっていたので、WiFiへの変換器具を購入して持参。今はこうしてベッドに横になりながら、WiFiで入力。

ようやく、一目の検査が終了しました。病室では、テレビも掛けずに静かな時間の中で、これからの人生を、じっくりと考え直しました。

名城公園

■20230305(日曜日:晴れ)

名古屋名物ひつまぶし。名店「うな東」です。あやちゃんが調べてくれました。美味しかったです。

■今日は名古屋への旅です。人間ドッグに入るためです。子どもたち3人がお金を出し合って、準備をしてくれました。それは後になって知ったのですが。

まずはタクシーで原駅まで行き、東海道線で静岡駅まで向かいました。静岡駅で「ひかり号」に乗車。浜松駅の次が名古屋駅です。12時過ぎには到着し、あやちゃんが調べてくれてあった、ひすまぶしの名店「うな東」へ行くために、電車を乗り換えました。「あおなみ線」です。

駅から歩いて15分ほどでしたか、ようやく辿り着きました。念願のひすまぶしが目の前に現れたのは、13時15分。立派な一品です。さすがは、評判の名店です。値段だけのことはありました。

満足の昼食後はバス停まで歩き、名古屋城を目指しました。名城公園は多くの人出があり、満開の梅を楽しむことが出来ました。残念ながら天守閣は、修理中で入場できません。暖かな日和の中で、三人でのんびりと散策できました。

さて、あやちゃんたちの宿まで行き、夕食の店を探したのち、ホテルを出ました。楽しく歓談しながら食事を取りましたが、明日は朝から検査ですので、21時以降は水分以外は禁止です。夕食の量は、ほどほどでしたが、あやちゃんとゆっくりと話すことが出来ました。親子とは言っても、父と娘がじっくりと話す機会など、そうそうは無いものです。それだけでも、来た甲斐がありました。

夕食もそこそこにして、私は電車を乗り換えて、宿に向かいました。いよいよ明日から、一泊二日のVIPのための人間ドックです。カネさえ払えば誰でも受けられるのですが。のんちゃんがセットアップしてくれました。

今日は本当に楽しい一日でした。あやちゃんとベンと3人で、楽しい一日を過ごしました。感謝、感謝です。

ハイブリッド

■20230304(土曜日:晴れ)

2022年3月6日、伊豆の国市の守山西公園です。

■今朝は走りました。いつものように5時に目覚ましを合わせて起き出し、準備運動の後スタートしました。1週間前から始めたウォーキングとランニングのハイブリッド方式です。

一人住まいの高齢者の友人の家の前を通り、居間の電気が点灯していることを確認して、校庭に向かいました。

今朝は43分10秒、5.77kmを走り、これで今月は2回のランで11.34kmを積み重ね、残り27日で目標の月88キロまでは、76.66kmを残すところまで来ました。

とにかく背中が曲がらないように、胸を張って腕をしっかり振ることを意識して、まずはウォーキングです。そうしてウォーキングした後、走り始めると、不思議と自然に視線が遠くに向かい、以前のように足元ばかりを見るようなことは無くなりました。きっと以前よりも、姿勢良く走っているに違いありません。

校庭でのランニングも、以前のようにダッシュをすることはなくなりましたが、軽いダッシュのペースで、長い時間を走り続けることができるようになりました。

ある意味、これは大きな進歩です。もちろん今はその早めのペースを維持できるほどの力はありませんが、少しずつ増やしていけば良いかと思っています。

3月1日に申し込みの始まった、6月4日開催の千歳JAL国際マラソンに申し込みました。今年も去年同様、フルマラソンと17キロの2種目という変則開催ですが、コロナ禍の現状では、やむを得ないと思います。昨年走った、あのコースを走るわけです。

大会にエントリーすると、やはり大きな動機付けになります。もう、申し込んでしまいましたから、とにかく練習を続けるかしかありません。目標が明確になりますから、続ける意欲も湧いてくる訳です。とにかく楽しみです。

■今日は、AyaちゃんとBenが、北海道旅行から帰ってきます。どんな旅行になったのか、話を聞くのが楽しみです。天候は悪くはなかっと思いますが、旅のことですから何があるか分かりません。

どうなりますことやら。

胸痛

■20230303(金曜日:曇)

2022年2月28日の富士市岩本山公園です。家族連れが楽しそうです。

■昨夜は、今年最初の講演会でした。京都、そして東京から講師にお越しいただきました。ハイブリッド形式ですので、多くの先生方はオンラインでの聴講となりました。

■それにしても、今年は花粉症がひどいです。今まで、大したことのなかった人も、往生しています。講演会に行くときに乗ったタクシーの運転手さんとも、花粉症談義になりました。

60代後半でしょうか、運転手さんのお話では、一時落ち着いていた症状が、ここ2-3年ぶり返してきたのだが、今年は本当にひどい。鼻詰まりで苦しくて、睡眠不足で辛いということでした。

運転するのに睡眠不足では、ちょっと物騒な気もしますが、状況はよく分かります。鼻詰まりで口呼吸になると、喉が痛くなってきて熟睡できないのです。乾燥してしまうのですね。

始めてフルマラソンを走った、2014年の時がそうでした。からっ風の吹く中を6時間近く、ほとんどの時間を口呼吸でいると、気管支炎になります。あの時は、その後一ヶ月近く、胸痛で本当に苦しみました。年末年始を棒に振りました。

2015年の時は小雨模様でしたし、前年よりしっかりと走ることが出来ましたので、その後に胸痛に苦しむこともありませんでした。懐かしい思い出です。

ドミノ現象

■20230302(木曜日:曇)

2022年2月28日の富士市岩本山公園です。遠くに富士山が見えています。

■今朝は、ゆっくりと休みました。雨の朝でした。暖かな朝です。3月に入って、急に春が感じられるようになりました。

さて今日は、2023年に入って始めての講演会。講師をお招きして、座長も務めなければなりません。どんな一日になるのか。そんなことを思っていると、こんな言葉に出会いました。

   朝があるってほんとに素晴らしいことね。
   朝はどんな朝だって面白いわね。

   その日のうちに何が起こるのかわからないので
   想像の余地がふんだんにあるんだもの。

     ─ L・M・モンゴメリ ─ (『赤毛のアン』)

確かに、そのとおり。毎朝、毎朝が想像する楽しさに溢れているのです。なかなか、そうは行かないのが現実ですが。

■さて今朝のNHKニュースでは、ドイツ経済の苦境を伝えていました。ロシアからの安価な天然ガスが途絶え、燃料価格が高騰。電気代は2倍以上に上昇し、製造業は廃業の危機に直面しているという内容です。

報道は、そこで終わっていますが、今の政権のロシア敵視の方針に対して、国民の間で反対の声が上がっているはずなのに、そのことはなぜか報道されません。

ドイツの製造業は、これまでのように価格・性能とも優れていることで、優位に立つことができなくなりました。例えば、電気自動車の時代になれば、中国産のEVには勝てなくなります。品質でも両者は、拮抗してきているからです。

ロシアから廉価なエネルギーを購入できる中国は、圧倒的に優位なのです。アメリカの言いなりになってロシアを敵視し、高価なエネルギーしか使用できないドイツに勝機は無くなります。

それでも、アメリカに異を唱えることの出来ない政権は、いずれ国民に見放されることは確実です。国民生活が、かかっているからです。ヨーロッパ諸国では、政権交代のドミノ現象が、やがてやって来るかもしれません。世界は大きく変わる可能性がありそうです。

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