■20210123(土曜日:曇)

伊豆・三津シーパラダイス入り口です。バス停があります。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日の朝は頑張って9.8 km 走りましたので、今日は安息日です。天気予報によれば、今日から明日は雨もしくは雪になる可能性があります。元々予定のなかった週末ですので、のんびりと過ごすつもりです。

■アメリカのバイデン政権が滑り出しました。矢継ぎ早にトランプ政権の政策をひっくり返すことから始めている様です。マスコミも トランプ前大統領をこき下ろす返す刀でバイデン新大統領を持ち上げて、なんだか胡散臭い匂いばかりが立ち込めています。

なぜこうもマスコミはトランプさんが嫌いなのか、私にはなかなか理解できません。ひょっとするとエリートぶらないトランプさんが、エリートと自認するマスコミの皆さんには、お気に召さないのかもしれません。

私には英語がよく分かりませんか、トランプさんの話しぶりを見ていると、庶民には分かりにくい難しい言葉を並べて煙に巻く、というあり方と正反対のように見えます。

日本ではテレビを見ていると政治家も専門家も、やたら横文字を並べて話すのが権威があり内容も立派であるかのように錯覚しがちですが、そういったまやかしの対極にあるのがトランプさんのように私には思えます。

長年テレビ界で活躍されてきたトランプさんは、日本人の私たちから見るよりもずっと言葉の達人なのでしょう。官僚の書いた原稿を丸読みしている日本の政治家とは残念ながレベルが違うようです。

今日の東京新聞「こちら特報部」欄では、バイデン新大統領の横顔を特集していますが、 子供の頃吃音に悩んだり、事故で妻と長女を失ったり、さらには長男を脳腫瘍で失ったりと、大変なご苦労をされた様子が書かれています。人の悲しみに寄り添える人のようです。

しかし大統領としてどのような仕事をするかということになれば、そのような経歴だけで推し量るわけにはいきません。

元外務官僚で外交専門家の孫崎 享(うける)氏は、「共和党の右派と十分に和解できていない。民主党も左派が反発している。議会は半分ぐらいがバイデン氏に懐疑的だ。選挙を支えたのは金融と軍産複合体。国民を結束させるというなら、貧困層の救済と、コロナと失業の問題を解決することだ」と語っています。

側近には戦争大好き人間が多い、というも指摘があります。相手が、ジョー・バイデンだからといって、情に流されていてはいけないのです。