■20211023(土曜日:晴れ)

2019年に出かけたベトナム・バクザン省のレストランです。到着した、その夜、牛肉フォーを、みんなで食べました。

■今朝は、ゆっくりと休みました。目覚ましが鳴った後もウトウトと、30分ほど布団の中で過ごしました。これほど贅沢な時間はありません。窓の外は最高の青空です。

昨日は寒さで震えてしまいましたが、今日は最高気温が20度になる予想で、少しは暖かい一日になりそうです。

今日は夕方から、静岡県眼科医会による、コンタクトレンズを取り扱う人々のための講習会が開催されます。私が担当理事ですので、司会と前半部分の、取り扱いに関する薬事方の講義をしなければなりません。

講義はすでに、Zoomによるビデオを作成してありますので、それを流してもらうだけなのですが、司会もせねばならず、結局今日は一日潰れてしまいそうです。

それでも以前でしたら、静岡まで出向かなければなりませんでしたが、このコロナ禍でオンラインによる講習会の様式が一般的となりましたので、我が家に居ながらにして、任務を果たせるというのは本当に楽です。

講習会が終われば、その時点で私自身は解放されます。以前ですと、後片付けのお手伝いをして、電車に乗って、家路に着かなければなりませんでした。

あの頃は、それが当たり前でしたから、どうとも思わなかったのですが、一旦オンライン形式に慣れてしまうと、往復の煩わしさには、多分うんざりするのではないでしょうか。

メールのありがたさも同様に痛感しています。今の役割では、皆さんに様々な依頼や案内をしなければならないのですが、昔でしたら電話をかけまくらなければならなかったはずです。

しかし、仕事の関係上、電話に掛かりきりになることができません。基本的に、私は電話に極力出ないようにしています。時間が潰されるからです。

もう20年近く前でしょうか、医師クラブの幹事長をされていた先生が会合で、つくづくと嘆いておられたのを鮮明に覚えています。クラブが主催する文化講演会に関して、多くの人々に連絡やお願いをしなければならず、電話の応対に追われ、仕事にならないと嘆いておられたのです。

あの頃は、それしかコミュニケーションの道具がなかったのです。今は違います。たとえ1分間であっても、手の空く時間というものができるものです。その1分間で内容を考え、メールを打ち込み連絡しておくことができるのです。返事は、また時間の取れた時に確認すれば済むのです。

自分の空いた時間で処理できる、このメールという道具がなかったとしたら、私は今の自分の役割を果たすことは、絶対に出来なかったと思います。技術の進歩を実感する毎日です。