■20230507(日曜日:雨)

5月3日、墓参りに訪れた際に立ち寄った、鎌倉の銭洗弁天です。

■今朝は雨の日曜日になりました。大型連休の最終日としては、むしろ良いかも知れません。多くの人が出歩き、そして疲れているでしょうから。とは思っているのですが、午前7時4分現在、次第に黒い雲が増えてきているものの、嵐にはなっていません。

昨日は4日ぶりに仕事でしたが、さすがに皆さん連休の合間ですから、来院される方もまばらでした。例年この連休は、どこかへ二人で出掛けているのですが、来週のトレイル・ランニング大会への参加を優先して、自重しました。

5月3日に入会したフィットネスクラブにも、昨日の夕方出掛けて3回目でした。ぐるぐる見て回っては、それまで試していなかった器械に毎回挑戦しています。それぞれの器械で、鍛える筋肉の場所が異なりますので、バランスを取りながら、まずは最低の重さの負荷から始めています。

こんな雨の日は、トレーニングには打って付けです。11時前にフィットネスクラブに行って、1時間ほど取り組みました。行くたびに見学者らしき人が来て、トレーナーの方からトレーニング機器の扱い方を教わっています。

私にはちょうど良い機会なので、自分もトレーニングをしながら、何気なくその様子を観察して、まだ取り組んでいない器機の扱い方を覚えるようにしています。同時に今まで気付かなかったトレーニング方法を発見できます。

成果などは、もちろんまだ実感できていません。実感できているのは筋肉痛だけです。実感できるまでには、最低半年は掛かりそうです。目標は大村崑さんなので、慌てても仕方ありません。楽しみに続ければ良いと思っています。

背筋のことまで気付きませんでした。

例えば、この機器は最初に教わった時には、時間の関係で腹筋の鍛錬のみ、アブドミナルだけでしたが、今日よく見ると脊柱起立筋も鍛錬できる事に気づきました。ということで今日から、一台で二通りの鍛錬を開始です。

今日から始めた器械です。

このロータリートルソーも、見学者への説明を聞いて気付きました。ChatGPTによれば、こうです。

ロータリートルソー(Rotary Torso)は、腰回りの筋肉を鍛えるための器具です。

この器具は、体を固定し、上半身を回転させることで、腰回りの筋肉を中心に腹部や背中の筋肉を鍛えることができます。

特に、腹直筋や外腹斜筋、内腹斜筋、僧帽筋、大円筋、腸腰筋などの筋肉を鍛えることができます。

ロータリートルソーは、フィットネスクラブやトレーニングジム、自宅のトレーニングルームなどで使用されることがあります。

と、ありますから私にとっては、一番役に立つトレーニング器機かもしれません。

■さて最後は、いつもの知恵袋、「田中宇の国際ニュース解説」です。

★ 米国の銀行危機はまだ序の口
2023年5月6日   田中 宇

アメリカの銀行破綻が相次いでいますが、もう峠を超えた、など諸説がネット上で散見されます。田中宇さんの分析では、まだまだこれからのようです。そして、私が重要だと思ったのは、以下の部分です。

世界経済は米国側と非米側に分割され、非米側はドルを忌避し、米国の債券類も買わなくなっている。

非米側の結束は強まる一方なので、金利上昇と相まって米国の債券は下落傾向が続く。米金融界は含み損が増え、倒産しやすくなる。

世界の貿易決済に占めるドルの割合は2001年に73%だったが、今は47%、そして来年には30%ぐらいに減る。

ドルが使われなくなるほど、世界はドル資産の運用先だった米国の債券を買わなくなり、米国の金融と覇権が崩壊していく。

世界中の国が米国債を買わなくなると何が起こるのか。素人には分かりませんが、少なくとも無茶な浪費をアメリカができなくなりそうだ、とは感じます。

最大の浪費は、何と言っても戦争です。ChatGPTに訊いてみると、イラク戦争の戦費が、約2兆ドル、そしてアフガニスタンでの戦費も同程度と答えてくれます。

2兆ドルというと、日本の国家予算の約2年分ですから、日本の国家予算の合計4年分を、アメリカはいわばドブに捨てたわけです。なぜこんな事が可能なのかといえば、世界中の国々が米国債を購入することで、戦費を賄ってくれたからです。

いくらでもアメリカは戦争が可能なのです。世界中の人々が、喜んで米国債を買ってくれている限りは。

しかし田中宇さんの解説通りに事が進めば、戦費が賄えなくなることでアメリカによる戦争が減り、世界は話し合いで紛争を解決する方向へ進みそうです。

日本のマスコミでは、米国に代わって中国が戦争を仕掛けてきそうだ、との煽り報道が見られ、それにかぶれた人を散見します。そんな人を見ていると、自らの浅はかさを露呈していることに気づいていないという点で、とても滑稽です。

幸運なことに、中国には戦争を仕掛けるほどの国内的余裕も経済力も、そしてそれだけの浅はかさも持ち合わせてはいないはずです。日本政府も韓国政府も、そのことには気付いています。気付いていないのは、テレビばかりを盲信している、日本の多くの視聴者なのです。その人々が、有権者の多数派になっているところが、とても恐ろしいのです。

「鬼畜米英」や「暴支膺懲」という言葉を知る人は、少ないはずです。ChatGPTによれば、

「暴支膺懲(ぼうし・ようちょう)」という言葉は、中国語で「暴虐なる支那に罰を与えるべし」という意味のスローガンです。

この言葉は、日中戦争(1937年-1945年)中に日本軍が用いたプロパガンダであり、中国を「暴虐なる支那」と呼び、日本が中国に対して行った行為を正当化するために用いられました。

この言葉には、日本の中国への侵略や支配を正当化する思想が込められていましたが、現代では差別的な表現であるとして批判されることもあります。

当時は多くの日本人が、これらの言葉を信じ込んでいたのですから驚きですが、ある意味では今でも似たようなものです。ウクライナ戦争への反応、中国に対する捉え方。国が貧しく弱くなればなるほど、国民は威勢のよいスローガンに暴走するのです。そして政治家は、そのことを誰よりもよく知っていて、自分のために利用するのです。